Lenovo のバッテリー自主回収

2014-03-30 20.45.18

Lenovo のNotePC に使われているバッテリーの一部で問題が起こる可能性があるということで自主回収を行っているようです.
アメリカで2件の発熱事故があったそうです.

対象機種を調べてみると,私の持っているX201s も対象だということで確認してみました.
#現在USBx2が死んでたりマザーボードが死にかけてよく落ちたりするようになっているorz

Windows で動作するチェッカープログラムが提供されていますが,OS はWindows ではないので次のフォームを利用しました.

バッテリー裏のバッテリーコードを入力するのが面倒(22桁!)ですが,バッテリーさえ手元にあればチェックできます. 端末はLinux なのでバッテリのステータスを表示してコピペすればと思ったのですが,型番やシリアルなどは出てきますが,バッテリーコードらしきものは見当たりませんでした.チェックプログラムは提供されているので求め方はあるんでしょうけどね><

手元に2本あるのでバッテリーコード入力すると,買い増しした方のバッテリーが交換対象でした. そのまま住所などを入力するととりあえず手続き完了. ちなみに1本ずつしかチェックできなので,恐らく複数の対象バッテリがある場合は住所等の入力はその都度必要そうです.

しばらく待つと新しいバッテリーが発送されてくるはずなので,代わりに対象のバッテリーを返送する形になるようです.

ちなみに,交換対象のバッテリセルはSANYO で,対象外のはPanasonic でした.

バッテリーのヘタリ具合もみてみると,未だ80%程のようでまだまだ使えますね.2本を交互に使ってたのがよかったのかな?ちょっと勿体無い.

$ upower -d|grep -i device
Device: /org/freedesktop/UPower/devices/line_power_AC
  native-path:          /sys/devices/LNXSYSTM:00/LNXSYBUS:00/PNP0A08:00/device:09/PNP0C09:00/ACPI0003:00/power_supply/AC
Device: /org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0
  native-path:          /sys/devices/LNXSYSTM:00/LNXSYBUS:00/PNP0A08:00/device:09/PNP0C09:00/PNP0C0A:00/power_supply/BAT0
$ upower -i /org/freedesktop/UPower/devices/battery_BAT0
  native-path:          /sys/devices/LNXSYSTM:00/LNXSYBUS:00/PNP0A08:00/device:09/PNP0C09:00/PNP0C0A:00/power_supply/BAT0
  vendor:               SANYO
  model:                42T4694
  serial:               xxxx
  power supply:         yes
  updated:              Sun Mar 30 20:36:32 2014 (15 seconds ago)
  has history:          yes
  has statistics:       yes
  battery
    present:             yes
    rechargeable:        yes
    state:               charging
    energy:              56.1993 Wh
    energy-empty:        0 Wh
    energy-full:         75.3912 Wh
    energy-full-design:  93.24 Wh
    energy-rate:         17.3715 W
    voltage:             12.746 V
    time to full:        1.1 hours
    percentage:          74.5436%
    capacity:            80.8571%
    technology:          lithium-ion
  History (charge):
    1396179392      74.544  charging
    1396179363      74.337  charging
    1396179333      74.131  charging
    1396179303      73.910  charging
  History (rate):
    1396179363      17.371  charging
    1396179333      17.349  charging
    1396179303      17.072  charging

ちなみにこの買い増ししたバッテリーは2011年3月19日に秋葉原のニッシンパルで購入しました.計画停電時にバッテリ容量が心もとなかったので購入したのでした.

sl改なえるたそ〜

てことで手元の端末に入れてみました.
Debian jessie で動かしましたが,Debian/Ubuntu系だと同じ手順で行けると思います.

先ずは開発環境の導入.

$ sudo apt-get install build-essential git

続いて,erutaso の元になっているsl のbuild に必要なパッケージ導入.

$ sudo apt-get build-dep sl

source を貰ってきて,build

$ git clone https://github.com/sgymtic/sl.git
$ cd sl
$ make
$ ./erutaso

手元の環境では ~/bin にパスを通してあるのでそこにコピーしておきました :)

昔Solaris 環境でいっぱいパッチの当てたsl 入れてたの思い出しました.遮断機とかすごい長い編成とか往復とかでなかなか邪魔でしたw

追記)
手元の環境で KININARIMASU と言わないのでsource 見たらoption ありました.

  • -a KININARIMASU というようになる
  • -F 斜めに移動

※米澤 穂信の最近の本読んでないなぁ…

GdNewHat 20 を導入して日本語環境を設定

GdNewHat 20 を導入して日本語環境に

gdnewhat

インストールの準備

公式ページのダウンロードサイトからiso イメージを入手します.

今回はx86_64 のiso ファイルを BitTorrent で入手しました.
これをUNetbootin でUSBメモリに導入してGdNewHat のUSBインストールメディアを作成しました.

GdNewHat20 の導入

作成したUSBメモリから起動してGdNewHat のインストーラを起動します.
日本語を選択してインストール.

インストーラのディスク設定時にインストーラごと落ちてしまって困ったのですが,インストーラではなくfdisk で手動設定した後インストーラで設定したら通りました.

Update

起動できたらネットワークに接続し,最新の状態にします.

$ sudo yum update -y

日本語入力の設定

日本語入力のためにibus-moac を導入して設定します.

ibus-mozc の導入

$ sudo yum install mozc ibus-mozc

ibus の設定

インプットメソッドの切り替えのショートカットが Super+space なので,Ctrl+spoace に変更します.

$ ibus-setup

で設定画面が起動します.

ibus 自動起動設定

ibus-daemon を起動すると日本語入力が出来ます.
これを自動的に起動するようにします.

「システム」->「Preferences」->「ユーザ向け」->「自動起動するアプリ」で「自動起動するアプリの設定」画面を起動します.
「追加」ボタンで以下のように登録します.
* 名前 : ibus-daemon
* コマンド: /usr/bin/ibus-daemon -d
* 説明 :

これで再起動して Ctrl+space で日本語入力ができるか確認します.

UNetBootin で opencocon の USB メモリを作る



先日,opencocon のUSB メモリシステムを作ったのですが,UNetBootin でお手軽に導入できないだろうかと試してみたところうまく行きました.
簡単に手順を書いておきます.
※UNetbootin はLinux 以外でもMacOS X/Windows でも動作するのでそれらの環境でも同様に導入は可能だと思います. :)

opencocon の入手

以下のページから最新の Live CD Edition とハッシュファイルを入手しましょう.(for Raspberry Pi の方ではありません)
ダウンロードが終わったら md5sum コマンドでハッシュを確認しましょう.

% md5sum -c opencocon-v8b-20140227.iso.md5
opencocon-v8b-20140227.iso: 完了

母艦(Debian) での準備

UNetBootin パッケージを導入します.以下はDebian jessie 環境での例です.

$ sudo apt-get install unetbootin unetbootin-translations

USB メモリの準備

opencocon 専用であれば 1GB あれば十分です.(多分256MB 以上でOK)
これを vfat でフォーマットしておきます.

UNetBootin でのopencocon 導入

  • UNetbootin を起動しましょう.

起動時にOS や設定によりroot パスワードか,sudo の設定がされていればユーザパスワードが求められます.正しく入力すると起動します.

起動したら以下の設定を行います.
* 「ディスクイメージ」のチェックボックス.
* ディスクイメージとして opencocon のiso イメージを指定します.
* 「タイプ」の設定を「USB ドライブ」にします.
* 「ドライブ」を opencocon を導入したいデバイスを指定します.
Screenshot from 2014-03-23 22:33:33

設定が終わったら「OK」ボタンを押すとUSB メモリへデータのコピーが始まります.
Screenshot from 2014-03-23 22:36:38

しばらく待つと出来上がりです :)
Screenshot from 2014-03-23 22:39:45

これで旧型PC とかで色々遊べます :)

ちなみにRaspberry Pi 版もありますよ

電波を見て NotePC を検知して盗難

#asiabsdcon を眺めていて見かけたTweet ですが,

これは怖いなー.助手席とか置いてたら一瞬ですね><

最近だとWardriving も特に何も知識なくてもAndroid とかにAPP を入れるだけ(rootもいらない)で出来るのですごくカジュアル&怪しまれずに探れますね.
そういえばゲーム機とかですれ違い通信とかを有効にしてるのも危なさそうだ.

ちょっと違うけどアメリカの免許証のスキミングなんかも車外から可能だそうですが,日本の免許証とかどうなんでしょうねとか色々怖くなって来ました><

Windows でdd を試みる(Kobo イメージ書き込み)

Kobo Debian のmicroSD Card への書き込みにWindows を利用している方がバイナリエディタ使ったりしてるのですが,Windows のdd じゃ出来ないのかな?と疑問に思っていました.
マンガ喫茶に寄った時にWindows 端末が触れたので試してみました.

はじめWin32 Disk Imager で試そうとしたのですが,seek/skip の使い方がわからない(実装されてない?)ので諦めて,dd for windows で試しました.

#rawwrite とか懐かしすぎる!

ほぼ,Linux 版と同じ使い方ですが,デバイスの指定方法が違いました.
以下の例では, F: に書き込んだ場合ですが, \\.\F: と指定するようです.

>dd if=E:14-02-11_kobo_debian.img of=\\.\F: bs=4M
rawwrite dd for windows version 0.3.
Written by John Newbigin <jn@it.swin.edu.au>
This program is covered by the GPL.  See copying.txt for details
Error writing file: 87 パラメーターが間違っています。
1023+1 records in
1023+0 records out

seek も使えます.

>dd if=E:\glo_hwconfig.bin of=\\.\F: bs=512 count=1 seek=1024 count=2
rawwrite dd for windows version 0.3.
Written by John Newbigin <jn@it.swin.edu.au>
This program is covered by the GPL.  See copying.txt for details
2+0 records in
2+0 records out

ところで,フォーマット前のドライブレターが割り当てられてないデバイスに対してはどうやって書き込むんでしょうね?

modcrew の防水加工サービスの話を聞いてきた

先日の日曜は秋葉原に寄って来ました.
丁度modcrew の防水加工サービスが開店したばかりという事でお店を覗いて話聞いて来ました.

お店はこちらの2F .

横の階段ではなく店内を突っ切って奥の階段を登っていきます.
するとカウンターだけのお店.
そこでどんなかんじか聞いて来ました.

聞いてきたことをざっとまとめると,

  • iPhone4 以降対応.
  • Android は今のところ非対応.
    • しかし,Galaxy4s は検証済み.他のも対応するだろう.
    • 未保証で良ければ非対応機種もやる.
  • 14:00締め切りで一括で処理して18:00 に受け渡し(もしかしたらこのへん時間間違ってるかも)
  • 14:00 を過ぎてからの受付は次の日開店時受け渡し.
  • 1年ほど効果は続く.1年毎に防水加工したほうが良い.#でも1年未満で皆さん買い換えますよね的な(ぉ
  • コネクタなどはそのまま使える.
    • コーティング剤がコネクタとこすれて剥がれるので問題ない.
    • コーティング剤は液晶面などにも塗布されるが元々ガラスなので拭きとる.

こんな感じだったかなー.
コーティング処理済みのiPhone も見せてもらったけどぱっと見未加工品と違いわかりませんでした.

これだけだと不安だけど保険にいいかなと思いました.

聞き違いや勘違いなんかもあるかもなので加工時はお店で聞いてくださいね.

mozc-tool option

飛行機の機内でMozc の設定を変えようと思ったのですが,mozc-tool のオプションを覚えていない.
mozc-tool –help とかも無視される.
でも以前co したsource はあったのでその中を覗いて調べてみました.

ちなみに Mozc-1.5.1090.2 で動作確認を行いました.

手書き入力

% /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=hand_writing

文字パレット

% /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=character_palette

辞書ツール

% /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=dictionary_tool  

単語登録

% /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=word_register_dialog

プロパティ

% /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog

Kobo Debian で dist-upgrade 後にもタッチパネルが使えるようにする

marekさん謹製のKobo Debian でapt-get dist-upgrade してxorg を更新するとタッチパネルが利用できなくなります.

原因は,marekさん謹製のマルチタッチドライバ(Kobo オリジナルはシングルタッチ)がxorg のバージョンに追従されないため.
解決するためにドライバをビルドしなおしてインストールする必要がある.

手順

apt-get dist-upgrade を行った後, /home/marek/src/xorg-input-kobomultitouch に移動し,ビルド&インストールを行う.
次回起動時に認識するようになる.

# cd /home/marek/src/xorg-input-kobomultitouch
# make clean
# make
# make install

開発環境は導入済みなので開発環境を導入する必要はない.

以前紹介した

を使ってもOK