Raspberry PiにはRTCが付いていません.なのでシステム停止すると時間情報が飛んでしまいます.fake-hwclock
が設定されていたら前回停止時(に近い)時間がファイルに保存されていてその時間に設定されますが,停止時の時間はカウントされないので時間がずれます.ということでネットワークが有効な場合ntpを参照して時計合わせをしたいです.
最近のDebianやRaspbianはsystemdなのでtimesyncd.conf
でNTP serverを指定してtimedatectl
コマンドで有効にする感じだと思うのですが(既定値でそうなっている),Devuanは脱systemdなディストリビューションなのでこの方法は使えません.
$ sudo vi /etc/systemd/timesyncd.conf $ sudo timedatectl set-ntp true`
詳細は
man timesyncd.conf
,man timedatectl
ということでntpdateを入れてみました.
$ sudo apt install ntpdate $ sudo ntpdate 192.168.1.102 $ grep -A1 -B2 ntp /etc/rc.local if [ "$_IP" ]; then printf "My IP address is %s\n" "$_IP" /usr/sbin/ntpdate 192.168.1.102 fi
長時間動かすならcrontabで定期的に設定したほうがいいかも?(若しくは何らかのntpd)
$ sudo -u root crontab -l|tail -2 @reboot /usr/sbin/ntpdate 192.168.1.102 3 3 * * * /usr/sbin/ntpdate 192.168.1.102
追記)
このシステムはRaspbian stretchをDevuan asciiにdist-upgradeしたシステムなのでntpの設定がないだけかもしれません.Devuan asciiをクリーンインストールすれば必要ない設定かも(未確認)