microSDスロットの固定機構の壊れたRaspberry Pi 2 Bのバネを取り外して普通に使えるようにする

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Raspberry Pi 2 Bを使っているのですが,以前からmicroSDソケットの固定機構が壊れてしまっています.セロハンテープで留めて更にケースに入れて動きにくくしているのですがたまにずれるようで起動中にストレージを見失ってしまうことがあります.(そして数回に一回は要fsckに)

ちょっと面倒なので対処したいなと思いながら放置していたのですが,また今日も起こったので調べてみることに.多分microSDを押し返すピンかバネを無くしてしまえたら解決しそうな気がします.でも内部が見えないのでどこにピンやバネがあるのかよくわからないです.

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きっと先駆者が居るだろうと検索するといくつかそれらしいページを見つけました.

ソケットを交換するアプローチ

ソケットの中のスプリングを取り出してしまうアプローチ

後者のスプリングを取り出すのが簡単そうだし,最悪失敗しても前者のソケットを交換すればいいかなと試してみました.スプリングの場所が分かったのですが現物を見てもよくわからないです.光を当てながら少し斜めから見るとバネが見えました.バネの横の部分を一旦開けて中を確認する人も居るようです.

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ここで安全ピンのピン先でこじるようにと思いましたがちょっと安全ピンが大きいせいかソケットが膨らむのでジャンパワイヤのオスを使いました.

ソケットのスプリングの上側からこじるとプラスチックのラッチが外れました.一旦ラッチを取り出して更にその奥をこじるとスプリングの反応がありました.スプリングを内側に倒してから引っ張り上げるようにして取り外せました.

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この状態でmicroSDを差し込むとmicroSDは押し返されなくなりました!これで最近のRaspberry Pi Zero(多分3B/3B+も)と同じような使い勝手になったと思います.

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今回はRaspberry Pi 2 Bでしたが,Raspberry Pi B+/Raspbery Pi A+もロック機構が壊れたら同様の機構なので同じように解決できると思います.

今だと最新のRaspberry Pi 3 B+を買う人が多いでしょうが.

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