Barrierというマルチプラットホームのキーボードマウス共有ソフトを常用しています.1台の端末のキーボードマウスで複数のマシンを操れます.Synergyのフォークです.
最近1台の端末をDebian Bullseye + i3wm にしてみたのですが,どうもキーボードがおかしくなります.CtrlやSuperが押しっぱなしになります.
以前から別のマシンでこの症状は出ていましたが今回は頻度がとても多くまともに動くことのほうが少ないです.これまでXorgを再起動して解決していましたが面倒すぎます.
ISSUEを探すと出てきました.未解決のようです(◞‸◟)
でもワークアラウンドがあったので試してみました.
The only thing that I’ve found to “reset” this (without leaving X) is the following … and it’s not ideal (at all):
#!/usr/bin/env bash setxkbmap -layout us xdotool keyup Shift_L Shift_R Control_L Control_R Alt_L Alt_R Super_L Super_R Hyper_L Hyper_R Caps_Lock 204 205 206 207
なるほど.
キーボード入力がおかしいのでリモートのssh経由で叩いてみます.
Note
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もしコマンドが見つからない場合は, x11-xkb-utils , xdotool パッケージを入れてください.$ sudo apt install x11-xkb-utils xdotool |
$ DISPLAY=:0 setxkbmap -layout us
$ DISPLAY=:0 xdotool keyup Shift_L Shift_R Control_L Control_R Alt_L Alt_R Super_L Super_R Hyper_L Hyper_R Caps_Lock 204 205 206 207
使えるようになりました :)
確かに理想的ではありませんがとりあえずXorgの再起動が必要なくなったのでとても助かります.
バグが治るまではこれで凌ごうと思います.(もしくはrkvmに移行?)
環境
$ dpkg-query -W barrier xdotool x11-xkb-utils i3 xorg barrier 2.3.3+dfsg-1.1 i3 4.19.1-1 x11-xkb-utils 7.7+5 xdotool 1:3.20160805.1-4 xorg 1:7.7+22