回線の調子が悪いので,久々に少しゲームを遊んでみようかと思いLinux版Steamを起動して「Life is Strange 2」の冒頭を遊んでみましたが,「Life is Strange – Episode 1」も無料のようなのでこれを先に遊んだほうがいいかな?と起動すると2で使えていた日本語が選べないようです.
Winows版の言語パックはあるようなのでどうにかならないかなと試してみました.
「Steam:Life is Strange – Episode 1」のページを見ると以下のような記述があります.
お知らせ: 日本国内のお客様にお知らせ:Life Is Strangeの日本語化DLC配信中!エピソード1またはコンプリート・シーズンをご購入後、無料のDLCをダウンロード及びインストールすることで日本語版をお楽しみいただけます。
以下のページがそれで,DLCとして日本語パックが提供されているようです.しかし実際にアクセスしてみるとWindows用のようでLinux版は日本語パックが導入できません.
展開してファイルを入れ替えたりしてどうにかならないかな?とも思いましたが,Steam Linux版にはProtonというWindows互換レイヤーを使ってWindows版のゲームを動かす仕組みがあるのでそれを試してみるとうまくいきました.
手順は以下のとおりです.
- 「ライブラリ」の「Life is Strange」を右クリック,「プロパティ」,「互換性」,「特定のSteam Play互換ツールの利用を強制する」にチェックを付けてプロパティウィンドウを閉じる.
- 「プレイ」ボタンを押すと,Windows版がダウンロードされる.
- ダウンロードが終わったらプレイせずに一旦キャンセル.
- Life is Strange™ – Japanese Language Pack のページに移動して,「ダウンロード」ボタンを押して日本語パックを導入する.
- 日本語で起動するようになっている.
テキストだけでなくボイスも日本語になっています.とりあえずEpisode 1 を一通りクリアしましたが問題なく動作しました.続きのEpisode 2〜5 もこのDLCで日本語化されるようです.
(回線を使いたくなかったのに結局ダウンロードしてますね🤔)
しかしなんでWindows版だけの対応なんだろう.検証するリソースが足りないのかな?とか思ったのですが,以下のレビューによるとWindows版とそれ以外ではパブリッシャーが違うようです.そのため扱いが違うので非対応ということのようです.
ストアページをよく見るとちゃんとパブリッシャー書いてありますね.
パブリッシャー: Square Enix, Feral interactive (Mac), Feral Interactive (Linux)
2はどうなっているかな?と見ると同じ状態です.でも何もしなくてもLinux版で日本語で遊べているので1でも対応してほしいなと思ったり.
パブリッシャー: Square Enix, Feral Interactive (Mac), Feral Interactive (Linux)
$ dpkg-query -W steam*
steam
steam-launcher 1:1.0.0.70
steam64
steamos-base-files
$ lsb_release -dr
Description: Debian GNU/Linux 11 (bullseye)
Release: 11
$ arch
x86_64
$ lspci | grep -i graphic
00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation Skylake GT2 [HD Graphics 520] (rev 07)
$ lscpu | grep ^Model
Model: 78
Model name: Intel(R) Core(TM) i5-6200U CPU @ 2.30GHz