デスクトップ/デスクトップアプリ共有ソフトのDeskreenというものを知りました.
LinuxだとTopページには「🐧LINUX(.DEB)」となっていますが, OTHERS から飛ぶと,.rpmや.AppImageもあります.
今回は AppImage版で試しました.Linux x86_64環境なら大抵動くはずです.
ダウンロードして実行権限を付与して起動します.
$ wget https://github.com/pavlobu/deskreen/releases/download/v1.0.0/Deskreen-1.0.0.AppImage (1)
$ chmod u+x ./Deskreen-1.0.0.AppImage (2)
$ ./Deskreen-1.0.0.AppImage (3)
- ダウンロード(ウェブブラウザでダウンロードしてもOK)
- 実行権限付与(ファイラーで付与してもOK)
- 実行(ファイラーから起動してもOK)
起動すると同じネットワークで利用できる共有用のアドレスとQR codeが表示されます.画面を表示したいマシンのウェブブラウザでこれを開きます.
QR codeをクリックすると拡大されます.スキャンするときに便利.
スマートフォンで開くとこういう画面が表示されます.
Deskreen側で接続端末を確認して接続許可を与えます.
次にDeskreenでスクリーンを共有するかアプリケーションウィンドウを共有するかを選択します.
アプリケーションウィンドウを共有してみます.アプリケーションウィンドウの一覧が表示されるので共有したい画面を選択します.
共有する画面のプレビューが表示され,ここで「Confirm」を押すことで共有が開始されます.
Deskreenの共有中の画面です.「Connect New Device」を押すと現在の共有が切断され,新しい共有が開始されます.
スマートフォンのGoogle Chromeで共有中の画面です.
ビデオ画質が選択できます.
歯車の右の四角いアイコンでフルスクリーンに出来ます.この画面にしておいておくと良さそうです.フルスクリーン解除は上にスワイプです.
Deskreenの設定画面です.今のところほとんど設定変更は出来ません.
ダークモードにしてみました.
バージョン表記です.
この手のソフトウェアは各種ありますが,最近よく使われているビデオミーティングの画面共有と同じような手順で操作(多分中身も)できるのでとっつきやすいかもしれません.クライアント側に専用アプリケーションを導入する必要がないのもいいですね.アドホックな利用には便利そうです.
固定の場所で毎日タブレットをサブモニタ代わりに使いたいと行った場合は毎回設定が必要なので少し面倒かもしれません.この辺はこれからのバージョンアップに期待したいです.
$ ls -l ./Deskreen-1.0.0.AppImage
-rwxr--r-- 1 matoken matoken 82343060 Jan 21 21:48 ./Deskreen-1.0.0.AppImage
$ sha512sum ./Deskreen-1.0.0.AppImage
dccbe840f64cd335f13e12673ab12196ae52af14c64ae3fdbbcd3233cca988d6d663bf2bca622f32dca24571d2658737f965bca0006a34bb3d2758bcf9a9cb5e ./Deskreen-1.0.0.AppImage
$ lsb_release -dr
Description: Debian GNU/Linux bullseye/sid
Release: unstable
$ uname -m
x86_64