しばらく前から月に1〜4回位の頻度で歯医者に通っています.いつもは暗い時間帯に移動するので明るい時間に移動するのが新鮮.ということで久々にMapillary をやってみようと思い立ちました.
Mapillary はジオタグ付きの写真を共有しいぇGoogle オープンストリートマップのようなものをみんなでつくるようなものです.Mapillary にUp されたデータはCC-BY-SA-4.0 のもとで利用することが出来ます.また,OpenStreetMap に投稿するために写真からデータを取り出すためには特別な許可を得ているのでOpenStreetMap のマッピングにも利用できます.
以前はアクションカム+GPSロガーなんかを使っていましたが壊れて久しいです.とりあえずサブで医療している少し古いAndroidスマートフォン+Mapillary アプリを利用することに.画質や画角はいまいちな感じがしますが,自分の行動圏内を見るとほぼ真っ白なので何もないよりはましだろうと思っています.
Mapillary アプリを久々に起動すると認証に失敗します.タイミングが悪かったかなと思い時間をずらして何度か試しましたが数週間してもだめです.

アプリストアのレビューを見てみようと思いアクセスすると,アプリ名の後ろに「discontinued」 と付いています.え,と思いMapillary のsite からアクセスすると app.mapillary → com.mapillary.app と違うアプリになっています.
この新しい方のアプリを導入することで認証も成功し,ログインできるようになりました.アイコンも微妙に変わっています.
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ということでMapillary アプリが利用できるようになったので自動車のダッシュボードに置いて撮影してみました.
撮影時はこんな感じ.
自動車のシガーソケットからUSBに変換したものからケーブルを引っ張って給電しつつダイソーのスマホスタンドにスマートフォンを立てかけてMapillary アプリで撮影しています.
この状態だとカーブでずれるので現在は滑り止めを敷いています.
これで少し早めに家を出て少し回り道をしつつ移動してみています.
帰宅後アップロードを試みますが1枚もアップロードできません.

これは回線の問題(楽天モバイルauローミングエリアの端っこ)のようでモバイルルーターを都会に持ち出してそこでアップロードを試みることでアップロードできました.
アップロード後しばらくしてからMapillary にアクセスすると反映されています.
というような話を鹿児島Linux勉強会 2025.11(オンライン開催)終了後の雑談時に話していたら「(Mapillary は)META 参加なのですね」といわれ確認すると2020年6月にFacebook(現META)へ売却されていました.
そういえば類似サービスのOpenStreetCam は?と確認すると旧OpenStreetCam およびOpenStreetView はKartaView というサービスになっているようです.
KartaView もアップロードされたデータはCC-BY-SA-4.0 になるようです.
KartaView を少し確認すると,BETA ですが,KartaView からMapillary への連携機能があるようです.これを有効にするとKartaView にアップロードした写真がMapillary にアップロードされます.KartaView にアップロードするだけで両方にUp できるので良さそうです.
リンク手順はログインしてユーザページに入ることで可能です.

KartaView にもiOS/Android アプリがあります.Mapillary に無い機能としてOBD2 連携機能ああります.トンネルなどのGNSS 電波の届かない,弱い場所でOBD2 のデータで補強して制度を上げることができるようです.
恐らくさいきんの自動車であれば以下のようなものを取り付けることで制度が上がると思います編み確認です.自分は切り通しや木々で囲まれた道路をよく通りGNSS 電波を見失うことがよくあるので試してみたいところです.
Amazon JP を眺めると日本で適法で利用できそうなものはこの辺でしょうか.¥3,132 税込.
ということでこれからはKartaView アプリを利用することにしました.
Note | 今日はState of the Map Japan 2025 開催日ということで少し関連しそうな記事にしてみました.後で動画を視聴したいところ. |