ExifTool で任意の geotag 埋め込み

DSC_0241

撮影した写真への位置情報の書き込みにいつもは GPSロガーで記録したGPSログを使い,gpscorrelateコマンドを利用しています.

以下のスライドは2008年のものですが現在もそのままの手順で埋め込んでいます.

建物内などに入ったときなどGPSログが取れないので埋め込みも出来ていませんでした.でも今回建物内で撮影したのが分かっている写真にその場所の位置情報を埋め込みたいと思いました.

gpscorrelateコマンドのマニュアルを見た感じそれらしいオプションは見当たりませんでした.ダミーのGPSログを書くとかもちょっと考えたのですが,exiv2コマンドで座標指定でいけるのではとmanを見ると行けそうです.

       exiv2 -M"set Exif.GPSInfo.GPSLatitude 4/1 15/1 33/1" \
              -M"set Exif.GPSInfo.GPSLatitudeRef N" image.jpg
              Sets  the  latitude to 4 degrees, 15 minutes and 33 seconds north. The Exif standard stipulates that the GPS‐
              Latitude tag consists of three Rational numbers for the degrees, minutes and seconds of the latitude and GPS‐
              LatitudeRef contains either 'N' or 'S' for north or south latitude respectively.

しかし座標の度分秒変換が必要でちょっとめんどうです.
ExifToolを見ると変換なしで行けそうなのでこれで試してみました.(-geotag optionでgpscorrelateと同じこともできそう)

       -geotag TRKFILE
            Geotag images from the specified GPS track log file.  Using the -geotag option is equivalent to writing a value
            to the "Geotag" tag.  After the -geotag option has been specified, the value of the "Geotime" tag is written to
            define a date/time for the position interpolation.  If "Geotime" is not specified, the value is copied from
            "DateTimeOriginal#" (the "#" is added to copy the unformatted value, avoiding potential conflicts with the -d
            option).  For example, the following two commands are equivalent:

                exiftool -geotag trk.log image.jpg
                exiftool -geotag trk.log "-Geotime<DateTimeOriginal#" image.jpg

            When the "Geotime" value is converted to UTC, the local system timezone is assumed unless the date/time value
            contains a timezone.  Writing "Geotime" causes the following tags to be written (provided they can be
            calculated from the track log, and they are supported by the destination metadata format):  GPSLatitude,
            GPSLatitudeRef, GPSLongitude, GPSLongitudeRef, GPSAltitude, GPSAltitudeRef, GPSDateStamp, GPSTimeStamp,
            GPSDateTime, GPSTrack, GPSTrackRef, GPSSpeed, GPSSpeedRef, GPSImgDirection, GPSImgDirectionRef, GPSPitch and
            GPSRoll.  By default, tags are created in EXIF, and updated in XMP only if they already exist.  However,
            "EXIF:Geotime" or "XMP:Geotime" may be specified to write only EXIF or XMP tags respectively.  Note that
            GPSPitch and GPSRoll are non-standard, and require user-defined tags in order to be written.

すでに埋め込み済みのジオタグを参考にして,

$ exiftool -v IMGP5011.JPG|grep GPS
  | 12) GPSInfo (SubDirectory) -->
  | + [GPS directory with 11 entries]
  | | 0)  GPSVersionID = 2 0 0 0
  | | Warning = Tag ID 0x0000 out of sequence in GPS
  | | 1)  GPSVersionID = 2 3 0 0
  | | 2)  GPSLatitudeRef = N
  | | 3)  GPSLatitude = 31 19 18.23 (31/1 19/1 1823/100)
  | | 4)  GPSLongitudeRef = E
  | | 5)  GPSLongitude = 130 53 57.6 (130/1 53/1 5760/100)
  | | 6)  GPSAltitudeRef = 0
  | | 7)  GPSAltitude = 7.8833 (78833/10000)
  | | 8)  GPSTimeStamp = 7 10 37 (7/1 10/1 37/1)
  | | 9)  GPSMapDatum = WGS-84
  | | 10) GPSDateStamp = 2018:01:13

こんな感じかな?

  • GPSLongitudeRef=E -> 東経, 西経
  • GPSLongitude=130.86455555555557 -> 経度
  • GPSLatitudeRef=N -> 北緯, 南緯
  • GPSLatitude=31.386555555555553 -> 緯度
  • GPSAltitude=41.47 -> 海抜標高

実際にExifToolで埋め込んでみました.

$ exiftool -GPSLongitudeRef=E -GPSLongitude=130.86455555555557 -GPSLatitudeRef=N -GPSLatitude=31.386555555555553 -GPSAltitude=41.47 IMGP5021.JPG

座標系がないとまずいかなと思いましたがJOSMやGpsPruneにこの写真を読み込んでみると想定していた座標にプロットされました :)

20180117_00:01:45-2690020180116_05:01:42-30322

exiftoolは既定値ではIMGP5021.JPG_originalのようにオリジナルファイルのバックアップが作成されるので  問題なかったらこれは消しておきましょう.

$ rm *_original

Linux USER Manizx 2017冬号

コミックマーケット93 1日目「Linux Searhers」で頒布された「Linux USER Manizx 2017冬号」に1本記事を寄稿したのですが献本をいただきました :)

https://twitter.com/matoken/status/952848962137997312

ということでざっと一読した感想とか.

  • Raspbian の/rootをbtrfsにしてみた
    Btrfsが不安定ということですがamd64 環境では現在特に不安定には感じていないのでArmの問題かRaspberry Pi側の問題な気がします.
    Raspberry Pi 3 B + SSD 運用だと安定しそう?

  • microSD を複数同時に Copy!
    私は似たようなことにteeでddを繋いで利用しています.
    10portのセルフパワーのUSB HubにUSB-miroSD アダプタ8本刺しても問題なく動くんですね.

  • Raspberry Piを使った電子 FAX の試作
    以前は入会費,維持費0円でFax用の番号が貰えるサービスなんかもあったのですが最近は見当たらないのでFaxが必要な人にはとても良さそうですね.
    ハードウェアはRaspberry Piだけでmodem等も不要というのが魅力的です.
    #でもFax使う人には脱Faxしてほしかったり

  • UEFIで始める Linux From Scratch
    手持ちのマシンはUEFI未対応(ThinkPad X200)ですがこのQemuの手順だと遊べるのでは?と思ったので今度試してみようと思います.
    後,GNU corutilsのnproc知らなかったので参考になりました.

  • Linux ARMにVivaldiがやってきた
    自分の記事なので読んでませんが最近はARMではなくArmと表記するようです.
    それとVivaldiダウンロードページにUnsupportedとなっていますがArm版が記載されるようになりました.
    https://vivaldi.com/download/

  • PimoroniのpHATをプロキシ環境で使う
    Pimoroniは魅力的なpHATが色々あっていいですよね.
    このプロキシは環境によりつまずく人が多そうですね.参考になりました.
    #せめて自分のサービスにping飛ばしたらいいのに><

  • エアロジェルピザ窯DE-Aero(1/3)
    エアロゲル昔読んだ同人誌(つきなみCOMICS)に載って頭の片隅にかすかに…….
    今回のはコンパクトで(重量1/10!)予熱時間も短く普通のトースター的にも使えそうでいいですね.
    今庭のある家に住んでいるのでとりあえず持ち運びしない前提で耐熱レンガとピザストーンを買って積んでみたいなと.
    今度ホームセンターで探してみます.
    ところで電熱線はどのようなものを使ったのか気になりました.電気だと大分お手軽そう.

  • HeySiri!テレビつけて!
    前号と合わせて読むとGPIOやAC電源On/Off,赤外線制御と出来ていい感じですね.
    iPhone持っていないのでGoogle/Amazon辺りで真似してみたいです.
    #AGFAから逃れたいけどこの分野ではまだ無理かな…….

もしこれらの本が欲しい方は次は(受かれば)2018/04/22の「技術書典4」での頒布になると思います.

GNU social に Pleroma FE を導入してみる

OStatus の実装の一つに Pleroma というものがあります.

Mastodonともある程度APIの互換性があって一部のMastodon clientも利用できたりするらしいです. Elixir製で軽量,Raspberry Pi でも動くとのこと.ActivityPub に対応予定なのも良さそう.GNU social からの移行も出来るようになる予定とのことなのでこの辺りの実装が終わったら開発がとどおおっているように見える GNU social からの移行者が増えそうな気がします.( 自分はサブドメインに gnusocial とつけてしまったのを後悔.social とかにするんだった)

この辺の記事が参考になります.

Pleroma はバックエンドとフロントエンドが別れていて GNU social( + Qvitter Plugin ) と Pleroma FE(フロントエンド) という組み合わせが可能です.この Pleroma FE の導入は簡単そうなので既存の GNU social の上に導入してみました.

導入

導入は一番手軽そうな以下の手順を真似しました.

前提条件として,GNU social が動いていて Qvitter plugin が有効になっている必要があります.Qvitter は GNU social に含まれているので設定ファイルで有効にするだけでOKなはずです.

$ grep Qvitter /var/www/gnusocial.matoken.org/config.php 
addPlugin('Qvitter');

<追記>
Qvitter は GNU social に含まれているのは勘違いでした.以下から導入してください.

</追記>

次に以下の Pipelines から最新のzipを入手して展開します.

$ wget 'https://git.pleroma.social/pleroma/pleroma-fe/-/jobs/974/artifacts/download' -O pleroma-fe.zip
$ unzip pleroma-fe.zip 

展開してできたdistディレクトリ中の index.html を pleroma.html に変更します.

$ mv dist/index.html dist/pleroma.html

dist以下をGNU social のディレクトリにコピーして完了.

$ sudo -u www-data rsync -av dist/* /var/www/gnusocial.matoken.org/

導入した GNU social にログインした状態で /pleroma.html にアクセスすると Pleroma FE になります. / にアクセスすると元の Qviter なので併用可能です.

見た目は Qvitter とそんなに変わりませんがこの辺が気に入っています.

  • アイコンのアニメーション対応
  • 設定することでタイムラインの自動更新が可能(Enable automatic streaming of new posts when scrolled to the top)
  • ‘#NSFW’ が R18 注意の画像に差し替わってそれをクリックしないと表示されなく出来る 20180106_00:01:53-18586

縦長の画面にすると Qvitter と同じで Sidebar / Timeline に別れるので自動スクロールを有効にしてサブモニタに Timeline を表示するようにしています.

20180107_14:01:52-1314220180107_14:01:40-13089

Qvitter では自動更新されないし,自動更新可能なクライアントもいくつか試してみましたがいい感じのものが見当たらなかったので今これで落ち着いています.

ちなみに Pleroma FE だけだと API などは GNU social のままなので注意.

ちょっとしたカスタマイズ

static/config.json を修正することでデフォルトの壁紙やロゴ,テーマなどの変更が可能です. 壁紙は /static/bg.jpg /static/bgalt.jpg の2つが用意されています. NSFW 画像は static/img/nsfw.9399fe3.png のようです. static/styles.json でテーマが設定可能です.

不具合とか?

  • 非ログイン状態で /Pleroma.html にアクセスすると認証の窓が出てくるけど正しい認証情報を入力してもログインできない?一旦GSでログインしておくと良い.(GNU social は
    nightry だし 認証系の2FA plugin も入れているのでそのせいかも
  • タイミングにより通知が更新されないことがある?左側の「通知」を押すとmentionは全部取得する.(お気に入りの再取得は無理?)
  • 設定で「Enable automatic streaming of new posts when scrolled to the top」を有効にしているのに Timeline が自動更新されない.一番上にスクロールしている必要がある.上部のロゴ近辺をクリックすると一番上にジャンプする.

Androidで通信できなくなってしまい困る

手元の端末(CyanogenMod 11)をいじって使わなさそうなアプリケーションを無効にしていたのですが,再起動したら3G通信ができなくなってしまいました.とりあえずそれっぽい物を有効化していったけど1つを除いて有効化しても通信できない.そしてその残り1つは有効化がグレーアウトして押せないボタンになっています. アプリケーションは「電話/SMS用ストレージ com.adnroid.providers.telephony」というもの.

Screenshot_2018-01-09-19-43-11

これはもしかしてファクトリーリセットしないといけない?と思ったのですが,「設定」->「アプリ」の右上の「︙」->「アプリの設定をリセット」->「アプリをリセット」で元に戻せました.

Screenshot_2018-01-09-19-43-53Screenshot_2018-01-09-19-44-01

またやりそうなのでメモ.

WordPress Disqus Pluginのエラーを修正

このblogの下の方にこんなエラーが出てコメントのフォームが出てきません.
hostのOSをDebian jessieからDebian stretchにdist-upgradeしてWordPressのVersionが上がったせいでしょう.

4.1+dfsg-1+deb8u15 → 4.7.5+dfsg-2+deb9u1

Notice: get_currentuserinfo の使用はバージョン 4.5.0 から非推奨になっています! 代わりに wp_get_current_user() を使ってくださ
い。 in /usr/share/wordpress/wp-includes/functions.php on line 3830

spamが酷くてDisqusのコメントシステムをつかっているのですがそれがコケているような感じです.
Plugin の version が古いのかと確認してみると最新の 2.87

とりえずエラーメッセージのとおり修正したら動きました.

diff

$ sudo -u www-data diff -u plugins/disqus-comment-system/disqus.php.org plugins/disqus-comment-system/disqus.php
--- plugins/disqus-comment-system/disqus.php.org        2017-10-04 06:16:02.520645362 +0900
+++ plugins/disqus-comment-system/disqus.php    2018-01-08 02:00:35.729022200 +0900
@@ -1382,7 +1382,7 @@
         return array();
     }
     global $current_user, $dsq_api;
-    get_currentuserinfo();
+    wp_get_current_user();
     if ($current_user->ID) {
         $avatar_tag = get_avatar($current_user->ID);
         $avatar_data = array();

利用者多いしDisqus公式のものなので別のもっといい方法がある気がします.

DNAとかをbashでくるくる表示

動画を見ると楽しそうだし真似してみようと.scriptを入手.中を見ると .fa というファイルが必要なよう.

$ wget http://biosyntax.org/drawHelix.sh
#!/bin/bash
#
# drawHelix.sh <input.fa>
#
# Reads a fasta input file and stream a B-Form DNA
# helix with the sequence to STDOUT
#
##    __     __   __           ___
###  |__) | /  \ /__` \ / |\ |  |   /\  \_/
#### |__) | \__/ .__/  |  | \|  |  /~~\ / \

*.fa は FASTA というソフトウェアの形式らしい.FASTA はシーケンスアライメントを行うソフトウェアらしい.
ソフトウェア自体もヴァージニア大学のsiteから入手できるようだけどWikipediaにページに例があったので今回はそれを使ってみる.

$ echo '>gi|5524211|gb|AAD44166.1| cytochrome b [Elephas maximus maximus]
LCLYTHIGRNIYYGSYLYSETWNTGIMLLLITMATAFMGYVLPWGQMSFWGATVITNLFSAIPYIGTNLV
EWIWGGFSVDKATLNRFFAFHFILPFTMVALAGVHLTFLHETGSNNPLGLTSDSDKIPFHPYYTIKDFLG
LLILILLLLLLALLSPDMLGDPDNHMPADPLNTPLHIKPEWYFLFAYAILRSVPNKLGGVLALFLSIVIL
GLMPFLHTSKHRSMMLRPLSQALFWTLTMDLLTLTWIGSQPVEYPYTIIGQMASILYFSIILAFLPIAGX
IENY' > test.fa
$ bash drawHelix.sh test.fa

そしてこんな感じに.

macOSの場合は要patchだそう

GNU socialに2要素認証を

Mastodonなどでは使える2要素認証ですが,GNU socialにはありません.
先日 GNU social を nightly にしたのでこれが利用できそうです.

Plugin形式で戻すのも簡単そうだし試してみました.

backup
dbとファイルをバックアップしておきます.

$ sudo -u www-data rsync -avv /var/www/gnusocial.matoken.org
rsync --stats -av --delete --link-dest=/export/backup/micro/gs/www/`/bin/date -d '1 day ago' +%Y%m%d`/ /var/www/gnusocial.matoken.org /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`/
$ sudo -u www-data tar cvf - /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`/ > /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`-2fa.tar.xz
$ umask 0266 && /usr/bin/mysqldump --defaults-file=/export/backup/micro/gs/db/.my-backup.cnf --opt --all-databases --events | /usr/bin/xz -9 > /export/backup/micro/gs/db/`date +\%Y-\%M-\%d_\%H:\%m:\%S_\%s_$$`-master2nightly.sql.xz

GNU social の source ディレクトリに移動して 2fa を marge する

$ cd gnu-social
$ git fetch https://git.gnu.io/sstjohn/gnu-social.git 2fa-beta
$ git checkout -b sstjohn/gnu-social-2fa-beta FETCH_HEAD
$ git checkout nightly
$ git merge --no-ff sstjohn/gnu-social-2fa-beta
$ git push origin nightly

動いているGNU social環境にcopy

$ sudo -u www-data rsync -avv --omit-dir-times --exclude=".git*" ./ <GNUSOCIAL_PATH>/

config.phpに以下の行を追加してTwoFactorAuth pluginを有効にする

addPlugin('TwoFactorAuth');

動作確認
設定画面の左側に 2FA という項目が増える.

https://farm5.staticflickr.com/4588/39554232041_1d85c51a91_n.jpg

「Require secondary authentication upon login」のチェックボックスにチェックを付けて SAVE で2FAが有効になる.
Default provider で常用する2FA方式を選択しておくと便利です.

https://farm5.staticflickr.com/4633/39524857262_899ae15086_n.jpg

認証には,「FIDO 2.0」「TOTP」「U2F」が利用できます.
自分はTOTPを利用しています.TOTPの場合スマホアプリのGoogle Autharicatorなどが使えます.QR CodeやKEYを使ってアプリに登録します.

https://farm5.staticflickr.com/4589/38845402154_14ac40b77a_n.jpg

自分は信頼できるスマホを持っていないのでoathtoolを使って適当なscriptを書いて使っています.

$ oathtool --totp -b YJVHGFLJBWJAEROQVQ5MTIAKA2XVCUAH
148825

バックアップコードも保存しておきましょう.

https://farm5.staticflickr.com/4730/39554339271_99efd6658b_n.jpg

この状態で一旦GNU socialをログアウト,いつものID/PASSWORDでログインすると2FAの認証画面になるので,認証情報を入力してログインします.
既定値以外の認証情報を用いたい場合は「Try another way to sign in.」から選択可能です.

https://farm5.staticflickr.com/4587/39555314441_9b42544cc8_n.jpg

bug?
認証後真っ白な画面若しくは「Aythentication success!」と表示されるけど認証画面になります.多分バグです.URLを手動で編集したらログインできています.

https://farm5.staticflickr.com/4736/38658168725_4c15bc2765.jpg

サードパーティアプリケーションの対応
スマホアプリなどを利用している場合はパスワードを変更しなければいけません.
2FAの設定画面の「Application Passwords」の「ADD APPLICATION」ボタンから追加します.「Application name」に識別用の適当な名前を入れて,「Generate」ボタンでパスワードが生成されます.必要が無くなったら「Revoke」で消しましょう.

https://farm5.staticflickr.com/4637/27779332399_189cde7bdc_n.jpg
https://farm5.staticflickr.com/4590/27779333139_0753ed2c8e_n.jpg
https://farm5.staticflickr.com/4588/27779333639_68495ef93b_n.jpg

AndroidアプリのTwidereでは認証情報の変更画面が見当たりませんでした,アカウントの追加をして何時ものhost/id/新しい2faアプリケーションパスワードを設定するとすでにアカウントがあるとか言われて認証情報が書き換わりました.

という感じでとりあえず利用できるようになりました.
GNU socialでは結構長く放置されているので暫くは入らないような感じですかね.
バグはTOTP利用してる人が居ない?Ubico YubiKeyとかほしいですね.

bash製横スクロールシューティングゲームのpiu-piuで遊んでみる

matsuuさんのpostで知ったのですが,bash製横スクロールシューティングゲームのpiu-piuというものがあるそうです.

うおおおおってことで遊んでみました.

遊ぶにはgit cloneしたり,

$ git clone https://github.com/vaniacer/piu-piu-SH && cd piu-piu-SH

実態は1つのscriptなのでそれだけDLしたりして

$ wget https://raw.githubusercontent.com/vaniacer/piu-piu-SH/master/piu-piu

実行すればokです.

$ bash ./piu-piu

手元のTilixでは ambiguous-wide charWide だと崩れたので Nallow に変更しました.
Gnome-Terminalの日本語訳だと多分「曖昧幅の文字」の部分を「半角」でokじゃないかと(未確認)

20171230_16:12:49-24830

遊び方はWASDで移動,pでshotです.ライフが0になったらゲームオーバー.弾薬ははじめ100あります.敵を倒したときに弾薬やライフ回復アイテム,パワーアップアイテムを入手できるのでそれで回復しましょう(はじめアイテム類を敵の破片かと思って避けて弾薬が付きてた).100体の敵を倒すとボスも出現(今のとここのボスに負けたところまでしか勧めていない)とはじめ思っていたより凝っている感じ.

co-opモードというネットワーク経由での協力/対戦プレイモードもあるようです.とりあえず1台のマシンで2つの端末を開きlocalhostや127.0.0.1で試したところ接続できない感じ?

20171230_21:12:35-26211
20171230_21:12:54-26490
20171230_21:12:14-28842

ただ,手元の環境(Core2Duo)では操作すると1桁とか0fpsになりあまりゲームにならず遊ぶのは辛い感じ解像度?(行x桁)も落としてみたりしたんですが,ある程度以下まで下げると崩れて遊べなくなってしまいます.遅いだけならどうにかありそうですが,キー入力がバッファに溜まってしまいまともに操作できないのでちょっとつらいです.
いつもならこの手のものはasciinemaで録画しておくんですが今回は快適な環境で動かすまで見送りです.

ちなみに以前こんなのでも遊びました.awk製のターン制3Dシューテングです.こちらは確かRaspberry Piでもさくさく動いたと思います.

GNU socialをnightlyにしてみる

GNU socialは以前はloadaverage.orgにアカウントを持っていたのですが,現在は自分用に自宅PCで動かしています.同じOStatusのMastodonは開発が活発ですが,GNU socialはそれに比べると大分静かです.新しい機能も試してみたいしnightlyに上げてみました.

実際試してみるといつものUPGRADEと同じ手順でトラブルもなくnightlyにできました.

動いている GNU social をバックアップする

導入ディレクトリ以下(ここでは /var/www/gnusocial.matoken.org )とdbをバックアップしておく.
デイリーでバックアップしているので今回はそれを手動で回してtar ballにしておいた.

$ sudo -u www-data rsync -avv /var/www/gnusocial.matoken.org 
ionice -c2 -n7 nice -n19 rsync --stats -av --delete --link-dest=/export/backup/micro/gs/www/`/bin/date -d '1 day ago' +%Y%m%d`/ /var/www/gnusocial.matoken.org /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`/
$ sudo -u www-data tar cvf - /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`/ > /export/backup/micro/gs/www/`/bin/date +\%Y\%m\%d`-master2nightly.tar.xz
$ umask 0266 && /usr/bin/mysqldump --defaults-file=/export/backup/micro/gs/db/.my-backup.cnf --opt --all-databases --events | /usr/bin/xz -9 > /export/backup/micro/gs/db/`date +\%Y-\%M-\%d_\%H:\%m:\%S_\%s_$$`-master2nightly.sql.xz

nightlyを導入する

前もってgit loneしてあったところに移動.cloneしてなかったらする.

$ git clone https://git.gnu.io/gnu/gnu-social.git
$ cd gnu-social

git pullしてnightlyをcheckoutする.

$ git pull
$ git checkout nightly

nightlyをcpする.sudo -u www-data は httpd がそのユーザーで動いていてファイルもその権限になっているので合わせている.

$ sudo -u www-data rsync -av --exclude={.git,.gitignore,.htaccess,config.php,file,avatar} ./ /var/www/gnusocial.matoken.org/

upgrade

ここでは GNU social の scripts/startdaemons.sh をmonit で監視しているので一時的に停止しておく.monitやそれに類するものを動かしてなければ無視して次へ.

$ sudo service monit stop

UPGRADE ファイルに書かれているとおり,デーモンを停止して,アップグレードスクリプトの実行を行い,デーモンを再開する.

$ cd /var/www/gnusocial.matoken.org/
$ sudo -u www-data bash scripts/stopdaemons.sh
$ sudo -u www-data php scripts/upgrade.php
$ sudo -u www-data bash scripts/startdaemons.sh

これで動作確認がとれたらOK
monitも再開しておく.

$ sudo service monit start

GNU socialのフッターのバーションはこうなった.

It runs on GNU social, version 1.2.0-beta5

Synergyでリモートから戻ってこれなくなって困る

Synergyというマルチプラットホームで利用できるキーボード,マウス,クリップボード共有ソフトがあってとても便利で常用しているのですが,今回ちょっとトラブルに合いました.

数日前にも起こったのですが,Synergyでリモートの画面からカーソル帰ってこなくなってローカルの操作ができなくなってしまいました.
初回はSynergyのバグとか踏んだ?と思いとりあえず Ctrl+Alt+F1 でローカルPCのコンソールに降りてSynergyをkillして起動し直したのですが,今回は猫がキーボードの上を横断した後に起こったのでキーボード・ショートカットではと調べてみました.

検索するとキーボード・ショートカットでロックされるよう

Solved my issue. Scroll lock stops the cursor from going to the other screen.

てことで ScrLk key を押して解決.