Android 端末の画面,音声転送や操作も出来る scrcpy の v2.7 がリリースされました.
今回ゲームパッドに対応したようなので試してみました.
PC に接続されたゲームパッドでAndroid が操作できるようになります.
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AWK製FPSゲームの「TERMMAZE3D」
TERMMAZE3D という端末上で動作するAWK製のFPSゲームを見つけたので遊んでみました.
盆栽楽しい
盆栽が表示できるアプリです.
- John Allbritten / cbonsai · GitLab
- John Allbritten / bonsai.sh · GitLab (以前開発されていたshell版)
sourceとx86_64用の.debがあります.armhf環境でsourceからbuildしてみました.
$ sudo apt install libncurses-dev build-essential
$ git clone https://gitlab.com/jallbrit/cbonsai
$ cd cbonsai
$ make
$ install ./cbonsai ~/bin/
いくつかの実行例です.
$ cbonsai (1)
$ cbonsai -p (2)
$ cbonsai -l (3)
$ cbonsai -l -t 0.01 (4)
$ cbonsai -c '<>' (5)
$ cbonsai -m "hello BONSAI" (6)
$ cbonsai -i -w1 (7)
- 盆栽を表示(なにかキー入力で終了)
- 盆栽をプリントして終了
- ライブモード
- ライブモードで速度を1/3に(既定値0.03で単位は秒)
- 葉っぱを変更
- メッセージを表示(マルチバイト文字は不可)
- 無限に表示,間隔を1秒間隔に(既定値は4.00秒)
楽しいです🌳
ログイン時に盆栽とfortuneのメッセージを表示したいときはこんな感じで.
$ echo 'cbonsai -p -m "`fortune`"' >> ~/.profile
$ git log -1
commit 15e19580ddc58741291386000076928b2e591ef2 (HEAD -> master, origin/master, origin/HEAD)
Author: John A <jallbritten6@gmail.com>
Date: Thu Mar 4 10:37:32 2021 -0500
Update install instructions and add bashrc notice
$ dpkg-query -W libncurses-dev build-essential
build-essential 12.6
libncurses-dev:armhf 6.1+20181013-2+deb10u2
$ lsb_release -dr
Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release: 10
$ arch
armv7l
$ cat /proc/device-tree/model && echo
Raspberry Pi 3 Model B Rev 1.2
Git学習ゲームの「Oh My Git!」
先週あったFOSDEM 2021のライトニングトーク(といっても1コマ20分)で知ったのですが,「Oh My Git!」というGit学習ゲームがあるそうです.
マルチプラットホームでWindows/macOS/Linux版が用意されています.バイナリはitch.ioで入手できます.
Note
|
itch.ioについてはこのあたりを. ゲーミングプラットホームのitch – Speaker Deck |
お題が出てきて,それにあった操作のカードを切ってgitの操作をしていきます.実際のコマンド内容も表示され,リポジトリも実際にローカルマシンに作られます.
ツリーがグラフィックで表現されてわかりやすいしキーボードに慣れていない人でもカードで操作だし入門に良さそうな感じです.後はローカライズされると勧めやすくなるかな.
SteamのOSごとのアプリケーション数を確認してみる
あるPodcastでSteamのLinuxアプリは1割位ではという話があったのですが,そんなに少なくないだろうでもどのくらいだろう?と実際のところ知らなかったので確認してみました.
確認にはSteam検索の検索結果を使いました.
https://store.steampowered.com/search/
こんな感じのscriptを用意して,
#!/bin/bash
# Steam検索
# https://store.steampowered.com/search/
# ignore_preferences=1 個人設定に基づいたタイトルの除外の無効化
# https://store.steampowered.com/search/?ignore_preferences=1
# Windowsの検索
# https://store.steampowered.com/search/?ignore_preferences=1&os=win
# Mac OS Xの検索
# https://store.steampowered.com/search/?ignore_preferences=1&os=mac
# SteamOS + Linuxの検索
# https://store.steampowered.com/search/?ignore_preferences=1&os=linux
SERCH="https://store.steampowered.com/search/?ignore_preferences=1&os="
OSTYPE=("all" "win" "mac" "linux")
MATCH="results match your search."
declare -A COUNT
for OS in "${OSTYPE[@]}"
do
COUNT[$OS]=$(LC_ALL=en_US.UTF-8 w3m -dump "$SERCH$OS" | grep "$MATCH" | cut -f1 -d' ' | tr -d ,)
echo $OS,${COUNT[$OS]},$(awk "BEGIN { print ${COUNT[$OS]}/${COUNT[all]}*100 }")%
done
実行します.
$ bash ~/src/steamcount.bash
all,79831,100%
win,79654,99.7783%
mac,25443,31.8711%
linux,15673,19.6327%
Linuxの検索結果は15673本で,全体の19.6%でした.もっと多いと思いましたが案外少ないですね.
恐らく検索する範囲を近年にしたり,Windows用のアプリケーションをLinux環境で動かすProtonに対応したアプリケーションも入れるともっと多くなるのではないかと思うのですが,Steam検索ではその検索方法がわかりませんでした.
ちなみに以下は2015年3月の記事ですが,この記事によると2013年には50本,2014年に500本,(恐らく)2015年3月には1004本.このときに比べると現在の15673本というのはすごく増えている感じです.
SteamがこのLinuxベースのゲームOSをローンチしたのは2013年で、そのときはわずか50のゲームがあり、1年後には500タイトルに達した。今現在、ゲーム数は1004で、DLCなどのダウンロードするコンテンツや拡張パックも含めると1835になる。
新しいゲームならLinux対応が多いと思いリリースが新しい順にソートしてみるとWindowsのみ対応のアプリが多いですね.今見ると最新から14本はWindowsのみ対応.15本目にやっとWindows/Mac/Linuxに対応したゲームがでてきました.
Windows専用アプリケーションでもLinux版SteamのProtonで動かせたり,Protonで動かないのもでも別途Wine経由で動かせるものもあります(Lutrisを使うと便利).
関連記事
Lutrisを使ってLinuxでもEpic Gamesで遊ぶ
Epic Games というゲームプラットホームがあります.定期的にゲームを無料配布してくれるのでたまに貰っています.
しかしこのプラットホームは Stream や itch などと違い PC/Mac のみの対応で Linux には対応していません.
Epic Games Storeはどのプラットフォームに対応していますか?
Epic Games Storeは、現在PCとMacに対応しています。各タイトルのプラットフォームとの互換性については、製品ページの「ゲームについて」で確認することができます。
無料で貰っても遊ばないと意味がないです.
そういえば Lutris 経由で動かないかな?と思いつきました.Lutris はLinux 環境で各種プラットホームのゲーム環境を管理できて,複数のWine 環境を簡単に導入設定できたりして便利です.ここで貰ったゲームが出てきたらお手軽に遊べそうです.
Lutris についての詳細は以下のスライドもどうぞ.
ゲームの前に Lutris で Epic Games で検索すると Epic Games が出てきました.「Install」ボタンを押してウィザードに従うだけで簡単に導入できました.
後は Epic Games でゲームをインストールしてみると起動しました :)
思ったより手軽に遊べそうです.
しかし暖かくなって排熱が追いつかない感じでちょっと辛い今日この頃です.
Epic Gamesでたまに無料ゲーム貰ったりしてるけどそもそもLinux版clientが無いんですよね……
てことでLutris見たらEpicあったので動かしてみる
簡単に動いてゲームも動いたけどPCがプアなので重かったLutrisの紹介はこのあたりを
“ゲーミングプラットホームのLutris紹介” https://t.co/1STVioY7CP pic.twitter.com/kQN7vfskmp— matoken (@matoken1) June 5, 2020
//
$ apt show lutris Package: lutris Version: 0.5.6 Priority: optional Section: games Maintainer: Mathieu Comandon <strider@strycore.com> Installed-Size: 4,035 kB Depends: python3-evdev, python3-gi, python3-requests, python3-yaml, python3:any, python3-pil, python3-setproctitle, python3-distro, gir1.2-gtk-3.0, gir1.2-gnomedesktop-3.0, gir1 .2-webkit2-4.0, gir1.2-notify-0.7, psmisc, cabextract, unzip, p7zip, curl, fluid-soundfont-gs, x11-xserver-utils, mesa-utils Recommends: gvfs-backends, libwine-development, winetricks, libc6-i386, lib32gcc1 Suggests: gamemode Homepage: https://lutris.net Download-Size: 1,690 kB APT-Manual-Installed: yes APT-Sources: http://download.opensuse.org/repositories/home:/strycore/Debian_Unstable Packages Description: open source gaming platform Lutris goal is to make gaming on Linux as easy as possible by taking care of installing and setting up the game for the user. The only thing you have to do is play the game. It aims to support every game that is playable on Linux. $ lsb_release -dr Description: Debian GNU/Linux bullseye/sid Release: unstable $ uname -m x86_64
SteamにWineの機能が加わったらしいので少し試す
ゲーミングプラットホームのSteamにLinux版のクライアントもあります.これにWindows版のゲームが遊べるようになる機能がベータ版に加わったらしいです.これはWindows互換レイヤーのWineにSteamを作っているValveSoftwareがゲーム向けの機能に手を加えたProtonというものを組み込んで実現しているようです.
今の所Wineで動作するものという括りではなく,Valveが指定したタイトルだけが動作するようです.
#設定で全てのゲームで有効にすることが可能だった.
動作するゲームのリストは以下のアナウンスページで確認できます.今の所27タイトルのようです.(これを知っていれば先日のセールでDOOMを……)
ということでベータを有効にして試してみました.
ベータへの参加を有効にします.
Steamの再起動を行います.
ベータ版がダウンロードされ,起動します.
対応のDOOMのデモ版を試してみようと思いましたが,デモの方はまだ対応していないようで駄目でした.
対応リストの中の「Doki Doki Literature Club!」は無料のようなのでこれで試してみます.
ページを開くとアイコン上はWindows/Macのみの対応ですが,「ゲームをプレイ」ボタンが有効になっています.そのまま通常の導入手順でダウンロードとインストールが始まり正常終了しました.
ライブラリに登録されました.見た目はネイティブのものと同じです.
そして普通に起動します.
起動中のプロセスを確認すると特にwineやprotonと名前の付いたプロセスは見当たらずSteamに組み込まれているように見えます.
追記)
「Doki Doki Literature Clug!」にはもともと`~/.steam/steam/steamapps/common/Doki\ Doki\ Literature\ Club/DDLC.sh`というshell scriptがあり,Steam Play を通さなくてもLinuxで動作するようです.
「FSteam:Fallout Shelter」で試すと,以下のようにそれらしいプロセス経由で動作しています.(うまく起動しないけど)$ pstree -n 31976 bash─┬─bash───steam─┬─22*[{steam}] │ ├─steam───sh───steamwebhelper.───steamwebhelper─┬─21*[{steamwebhelper}] │ │ ├─steamwebhelper─┬─steamwebhelper───13*[{steamwebhelper}] │ │ │ └─steamwebhelper───12*[{steamwebhelper}] │ │ └─steamwebhelper───6*[{steamwebhelper}] │ └─SteamChildMonit───sh───python2.7───wineserver └─tee $ ps aux| grep -i wine matoken 1842 0.0 0.0 4240 940 pts/5 S+ 15:25 0:00 grep -i wine matoken 3005 0.2 0.0 55596 13052 ? Ss 14:53 0:04 /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7/dist/bin/wineserver matoken 3012 0.0 0.2 2078348 37364 ? Sl 14:53 0:00 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 3028 0.3 0.2 2144476 39268 ? Sl 14:53 0:06 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 9450 0.0 0.2 1947276 35808 ? Sl 14:30 0:00 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 9464 0.3 0.2 2013404 37772 ? Sl 14:30 0:10 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 22254 0.0 0.2 2078348 38144 ? Sl 14:40 0:00 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 22270 0.3 0.2 2144476 39424 ? Sl 14:40 0:08 C:\windows\system32\winedevice.exe matoken 32709 0.0 0.1 45432 25808 ? S 15:23 0:00 /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7/dist/bin//wineserver -w $ ps aux| grep -i proton matoken 1916 0.0 0.0 4240 936 pts/5 S+ 15:25 0:00 grep -i proton matoken 3005 0.2 0.0 55596 13052 ? Ss 14:53 0:04 /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7/dist/bin/wineserver matoken 32707 0.0 0.1 41048 24736 ? S 15:23 0:00 /bin/sh -c '/home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7'/proton waitforexitandrun '/home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Fallout Shelter/FalloutShelter.exe' matoken 32708 0.0 0.0 52044 14352 ? S 15:23 0:00 python2.7 /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7/proton waitforexitandrun /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Fallout Shelter/FalloutShelter.exe matoken 32709 0.0 0.1 45432 25808 ? S 15:23 0:00 /home/matoken/.local/share/Steam/steamapps/common/Proton 3.7/dist/bin//wineserver -w
少し遊んだ感じでは特に違和感なく遊べています.(が,1時間ほどしか遊んでいないところでSSDが壊れてそれ以上は試せていません><)
なお,「Doki Doki Literature Clug!」は英語版しかありませんが,有志による日本語化パッチが提供されているので日本語化して遊んでも良さそうです.
追記)
以下の「Enable Steam Play for all titles」でWindows用のタイトルが全てProtonで起動できるようにできました.ただし実際に動作するかどうかはゲーム次第です.いくつか試してみましたが,Lutris経由のWine Steamで遊べるゲームでも動かなかったりしました.(Montaroとか)
今回のSteamベータで対応していないものでWineで動作するゲームはLitrisでWine Steamを使うのもお手軽でおすすめです.
端末上で遊べる障害物避けゲームのascii runner
端末上で遊ぶ障害物をスペースバーでジャンプして避けるゲーム.自キャラの4本足の生き物の動きがコミカルです.でも案外難しい.
macOS/Linux のamd64 だったらバイナリやパッケージがあるのでそれを使うのが良いです.
buildする場合はこんな感じで(結構時間掛かった)
$ sudo apt install haskell-stack $ git clone https://github.com/smallhadroncollider/ascii-runner $ cd ascii-runner $ stack build $ stack install $ runner
Mountainから山が消えて困る
Steamは今日からサマーセールですが,なんとなく久々にSteamのMountainを起動すると山が居ません.
本来なら宇宙の中にこの靄に囲まれた山があるはずなんですが居ません.キーを叩くとピアノが弾けるはずなのですがこれも無反応..
で山の意思は聞こえます.
コミニュティガイドを見ながら以下のあたりを試そうとするもピアノが弾けないせいか反応がありません.
リセット : SBN,ASSSS
山を作り直す。(今の山は消滅する。)隠しメニュー : FS,N,SFS,N,S,
山の年齢や木の数などが見られる。
LOADで事前にセーブした時点の山まで戻ることができる。
REGENは山を作り直す。
多分データがおかしくなったのだろうとアンインストールしてインストールし直しても駄目です.Windows/Macでは以下のような情報が.
データの初期化方法
山がバグってどうしようもなくなった人が居たので(山を破壊するコマンドも無意味だった)データ初期化の方法を記しておきます。Windows: C:\Users\USERNAME\AppData\LocalLow\Trash\Mountain
Mac: Users\Library\Caches\Unity.Trash.Mountainにあるファイルを削除すれば初期化することができます。
find
コマンドの-mmin
で~/.steam
, ~/.config
辺りを探してみるとそれらしいディレクトリを発見.
'~/.config/unity3d/David OReilly'
このディレクトリを退避してみましたが変化はありません.
SteamのMountainのプロパティを見てみると,「アップデート」タブに「Steam クラウド」という項目がありました.
このチェックを外して,'~/.config/unity3d/David OReilly'
を削除してみたところ初期状態になりました!
そして新しい山が作れました :)
てことで山を眺めることが出来るようになりました.
Mountainが気になる人は7/6迄サマーセール49% offで50円なので気になる方は買ってみてはどうでしょう.操作はコミニュティガイドの日本語を読むと良いです.Linux版もあるのでWineSteamとかを挟まなくても遊べます.