基本料無料のpovo2.0の回線ですが,通話やSMSを使わずトッピングもしていなかったので回線が停止されていました.
eSIMの契約でRakuten miniに設定しています.同じ端末に楽天モバイルのeSIMを設定していますがこれはそろそろ解約しようかと思っています.そうすると利用できる回線がなくなってしまう.ということで回線を復活させました.
タグ: SIM
povo 2.0のSIMがmotorola moto g31で通信できない
先日,goo Simseller のOCNモバイルoneへのMVNOで1円で入手したmotorola moto g31ですが,povo 2.0のSIMをさして設定しても通信が出来ません.
ステータスはこんな感じで x マークが付いています.
So-net 0SIM が販売開始
以前書いたこの記事ですが,
「デジモノステーション2016年2月号付録の0SIMをRaspberry Piで試す | matoken’s meme」
付録ではなく通常販売開始されたようです.
デジモノステーションの付録との違いはプランが多いことと事務手数料が必要なかった(雑誌台は必要)のと早く試せた位?
プラン変更が可能なのかは見当たりませんでした.最低利用期間はないので解約して新規契約になるのかな?
もし沢山契約できたら IoT 的にも使えるなぁと思ってましたが,
※SIMカードはお一人様一枚までとなります。
※1:コラボSIMを含みます。
と流石にそういうことは出来ないよう.
個人とかで数カ所なら 0SIM に加え500円くらいのサービスをそれぞれ契約して使う感じですかね.
- FREETEL の「使った分だけ安心プラン データ専用」の 299円/月〜
- DMM mobile の「データSIMプラン ライト」の440円/月(固定料金低速200kbps)
- ServersMan SIM の「ServersMan SIM LTE」の 467円/月(固定料金低速250kbps)
IoT だとコストは増える感じがするけど沢山契約できて管理機能も充実したソラコム辺りになるんですかね.
- 株式会社ソラコム
- SORACOM Air のご利用料金 – 株式会社ソラコム
12ヶ月の無料利用枠もあるのでそこで試してみるのも良さそうです.
この分野は日本だと今のところここだけだと思うので
alternative が現れて欲しいところ.
デジモノステーション2016年2月号付録の0SIMをRaspberry Piで試す
デジモノステーション 2016年2月号に0SIM by So-net というものが付録で付いてきて一部で流行っています.
– 雑誌「デジモノステーション」最新号 – DIGIMONO!(デジモノ!)
これはこの雑誌を買って付いてきた付録のSIMを使うと雑誌代(620円)だけで開通手続き手数料無料で月あたり500MB迄無料で利用できるというもの.勿論他にSIMを刺す端末は必要です.
【0SIM by So-net】 詳細
形状:nanoSIM 規格:0SIM by So-net 種類:データ通信専用
データ量と料金(2段階定額)
0MB~499MB:0円
500MB ~ 2047MB:100円~1500円
2048MB ~:1600円
速度制限:なし(ただし5GBまで)/ NTTドコモ 4G LTE(下り最大225Mbps)
開通期限:2016年2月24日
上限もあるのでうっかり使いすぎても安心感があります.ちなみに上限をよく超えるようだと別のプランにしたほうがお得です.
一人で複数契約は出来ないのでたくさん買って500MBごとに差し替えて使うと言ったことは出来ない,3ヶ月利用しないと自動解約されるようなので寝かせておくことも出来ないよう.
普通に使うとあっという間に500MB超えちゃうでしょうけど使いようによっては便利に使えそう(気象センサのデータを送るとかなら余裕).ということで試してみたかったのですがここは鹿児島.都内から最低でも2日遅れなので試せないでいました.昨日やっとコンビニで入手出来たので試してみました.
ちなみにAmazonでは売り切れでマーケットプレイス扱いの物しか無いようです.その中で安いものはSIMなしと書かれているので注意しましょう.
今回はUSBモデムとして以前500円ほどで買った Docomo L-02C を Rasbian jessie を導入した Raspberry Pi 2B に接続して wvdial で接続しました.このモデムは結構電気を食うらしく電源がある程度大容量でないととても不安定になります.今回は秘密結社オープンフォース河野総統謹製の RaspberryPot という GPIO 経由での電源を利用しました.RaspberryPot は現在恐らく入手出来ません.Raspberry Hubu の電源部分を切り出したものなので Raspberry Hubu でも同じことが出来ます.
#ちなみに Pi で動かす前に Debian testing stretch amd64 な NotePC でも同様の設定で動くのを確認しています.Debian oldstable 以降なら全部同じ手順で行けると思います.
– RaspberryHabu – FABLIB Wiki – FABLIB – OSDN
– 秘密結社オープンフォース
開通手続き
次のページから開通手続きを行います.開通手続きの期限は2016年02月24日.
– http://lte.so-net.ne.jp/r/0sim/a/
必要なソフトウェアの導入
$ sudo apt update && sudo apt upgrade $ sudo apt install cu wvdial usb-modeswitch
<追記>
※必要なソフトウェアの導入にusb-modeswitchパッケージを追加
</追記>
利用ユーザ pi
の dialout
グループへの登録
この手続きをしないと,ダイヤル時など毎回 sudo しないといけません.
$ sudo addgroup pi dialout
※反映には要ログインしなおし
Docomo L-02C への APN登録
モデムへの接続と動作確認
/dev/ttyUSB2
部分は dmesg|tail
などとして確認して下さい.モデムの他に何も接続していなければ ttyUSB0~ttyUSB3 の4つのデバイスが確認できるはずです.
% cu -l /dev/ttyUSB2 -s 115200 Connected. atz OK
現在のAPN確認
AT+CGDCONT? +CGDCONT: 1,"IP","mopera.net",,0,0,0 +CGDCONT: 11,"IP","mopera.net",,0,0,0 OK
APN(so-net.jp
)を設定
AT+CGDCONT=1,"IP","so-net.jp" OK
※次のようにして複数のAPNを設定することも可能
AT+CGDCONT=2,"IP","lte.nttplala.com" OK AT+CGDCONT=3,"IP","mineo-d.jp" OK
APNが登録できたか確認
AT+CGDCONT? +CGDCONT: 1,"IP","so-net.jp",,0,0,0 +CGDCONT: 11,"IP","mopera.net",,0,0,0 OK
設定の書き込み
ATZ0 OK
モデムから切断
~. Disconnected.
ダイヤルアップのために wvdial
の設定
/etc/wvdial.conf
に以下を追記.
[Dialer 0sim] Modem Type = Analog Modem Phone = *99***1# Carrier Check = no Auto Reconnect = yes Stupid Mode = yes ISDN = 0 Init1 = ATZ Init2 = ATH Init3 = AT+CGDCONT? Init4 = ATQ0 V1 E1 S0=0 &C1 &D2 +FCLASS=0 Dial Command = ATD Modem = /dev/ttyUSB2 Baud = 115200 Username = nuro Password = nuro
接続
$ wvdial 0sim
接続確認
$ w3m -dump http://ifconfig.me/all ip_addr: 118.241.XXX.XXX remote_host: XXXXXXXXXX.ap.nuro.jp user_agent: w3m/0.5.3+debian-19 port: 44286 lang: ja;q=1.0, en;q=0.5 connection: keep_alive: encoding: gzip, compress, bzip, bzip2, deflate mime: text/html, text/*;q=0.5, image/*, application/*, audio/*, video/*, x-scheme-handler/*, x-content/*, inode/* charset: via: forwarded:
利用状況確認
対のページからログインして利用状況が確認できます.また,400MB を超えるとメールでお知らせも来るらしいです.
– ユーザWebメインメニュー
ということで暫く試してみたいと思います.
※Amazonで雑誌を買う場合はSIMなしのものもあるのでよく確認して購入しましょう.
関連URL
<追記>
Twitterで/dev/ttyUSBn
が見つからないという書き込みを見て導入パッケージが足りなかったのに気づきました.これが足りないとUSBモデム接続時のdmesg
で以下のようにCD-ROMのsr0
デバイスが出て来てttyUSBn
は出てきません.
この時のベンダーID:プロダクトIDは1004:61dd
です.
この場合usb-modeswitch
パッケージを導入して,
USBモデムを接続し直すと出てきます.
プロダクトIDも61dd
から618f
に変わりました.
何故CD-ROMデバイスが出てくるかというとWindows環境などでのツールやドライバ導入のためです.このCD-ROMデバイス中にツールやドライバが入っていて簡単に導入が出来るというものなのですが,Linux版のツールやドライバは入っていないです.usb-modeswitch
パッケージはCD-ROMからUSBモデムへのデバイスの切り替えをしてくれます.
</追記>