Chromium Browser をベースにパフォーマンス向上を目指す Thorium Browser

Thorium という Chromium をコンパイラの最適化などを使い,通常の Chromium に比べて 8〜38% のパフォーマンスの向上が実現できるものを知りました.

サブプロジェクトが多数あり,各種環境向けのThorium やThoriumOS, Codium などもあります.

モバイル端末の電池持ちが良くなったり,古い端末での動作が軽くなるのではないかと期待が持てます.

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軽量ウェブブラウザの Raphael を試す

最近のウェブブラウザはとてもリソース食いです.特にメモリ.いくらあっても足りません><

軽量ウェブブラウザもありますが,機能が足りず動かないサイトが多いです.

  • Dillo (最近reboot)
  • NetSurf
  • Midori(WebKit版)
  • :

Midori はWebKit版の頃は軽量だけど大抵のsite は動いていた記憶があります.しかしその後 Electron(Blink)ベース(Midori 10),Firefox(Gekko)ベースの Floorp ベース(Midori 11) となり重量級に.
今回 Midori WebKit版時代からのフォークのRaphael を知ったので試してみました.

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コンソールでモダンなウェブが閲覧できる Browsh を試す

browsh-header
最近HTML5, CSS3, JS, videoなども閲覧可能な端末上でブラウジング出来るBrowshというものを知りました.

BrowshのバックエンドはFirefoxで,その画面を変換して表示しているようです.キーボード,マウスで操作できます.

Firefox -> VNC -> Browsh -> Termina/http

各種環境の単一のバイナリ(別途Firefoxが必要)や,docker imageが提供されています.arm版も用意されていますが,Firefox 57移行が必要なのでRaspberry PiのRaspbianではひと工夫要りそうです.

また,sshで体験できるようにもなっています.まずはこれで体験してみるのがお手軽で良いと思います.

$ ssh brow.sh

しかし,今日試したところ混んでいるようで繋がりませんでした(◞‸◟)

All of Browsh's servers are currently busy. Please try again soon.
Shared connection to brow.sh closed.

導入

手元で試してみます.今回は Linux Static: x64 を試しました.ちなみにv1.2.3の時はうまく動作しませんでしたが,現在のv1.3.3では動作するようになりました :)

BroushにはFOrefox 57以降が必要です.もし導入していない場合はFirefoxを導入します.そして対応バイナリを入手してchecksumを確認,実行権を付与します.

$ sudo apt install firefox
$ wget https://github.com/browsh-org/browsh/releases/download/v1.3.3/browsh_1.3.3_linux_amd64 https://github.com/browsh-org/browsh/releases/download/v1.3.3/browsh_1.3.3_checksums.txt
$ sha256sum -c browsh_1.3.3_checksums.txt 2>/dev/null | grep -v 'FAILED open or read'
browsh_1.3.3_linux_amd64: OK
$ chmod u+x browsh_1.3.3_linux_amd64

実行(TTY)

端末上で実行します.ヘッドレスでFirefoxが起動してからBrowshが利用できるようになります.

$ ./browsh_1.3.3_linux_amd64

以下のショートカットとマウス操作が可能です.

  • キーボード・ショートカット
    F1 : ドキュメント( https://www.brow.sh/docs/introduction/ )の表示
    カーソルキー,PgUp/PgDn : 画面スクロール
    CTRL+q : Browshの終了
    CTRL+l : URLバーにフォーカス
    BACKSPACE : 前の画面に移動
    CTRL+r : ページ再読込
    CTRL+t : 新しいタブ
    CTRL+w : タブを閉じる
    CTRL+TAB : 次のタブに移動
    ALT+SHIFT+p : スクリーンショットの取得(動作しない?)
    ALT+m : モノクロモードトルグ
    ALT+u : ユーザエージェントデスクトップ,モバイル切り替え

マウス操作はリンククリックだけだと思います.リンククリックもキーボードで出来ると良いのですが今のところ出来ません.issueで上がっているので出来るようになるかもしれません,

以下は手元で動かした時の表示例です.表示が崩れる場合は端末ソフトを変えるとましになったりします.
手元ではsakuraはしましまになってしまいました.以下のスクリーンショットはgnome-terminalのものです.

20180714_21:07:42-1367220180714_21:07:50-13839

残念ながら現在日本語などのワイド文字には未対応です.Issueに上がっているのでそのうち直ると思います.

http-server機能を使う

-http-server オプションを使うとBrowshをhttp proxyのように他のウェブブラウザで表示結果を利用できます.この場合多少崩れますが日本語も表示できます.細い回線だけでなく古い機械のウェブブラウザや,性能の低いマシンでアクセスするのにも良さそうです.

$ ./browsh_1.3.3_linux_amd64 --help 2>&1 | grep http-server$ -A1
  -http-server
        Run as an HTTP service
$ ./browsh_1.3.3_linux_amd64 -http-server -http-server-bind 127.0.0.1

既定値では,4333ポートで利用できます.
http://127.0.0.1:4333/
任意のURLを開く場合はこのURLの後ろにアクセスしたいURLを付与します.
http://127.0.0.1:4333/https://duckduckgo.com/

Chromeでアクセス
20180714_21:07:35-18304
20180714_21:07:55-18562

w3mでアクセス
20180714_21:07:31-18905

2011年発売のAndroid端末のAndroidブラウザでアクセス
image%3A52713

ちょっと崩れるけどいい感じです :)
ただ,何故かGoogle+にアクセスするとBrowshのページになってしまいます(TTYだとOK)

テキストブラウザはelinksやw3mなどありますが,最近のリッチな環境には追従できていません(JavaScript機能の入ったw3mは以前あった).フューチャーフォン時代はそちらのページを利用したりしていましたが最近はスマートフォン対応でそういったページも無くなってきています.ということでBroushのこれからに期待です.

余録

仕組みなどがやはり端末でリモートデスクトップが利用できるtexttopに似ているなと思ってGitHubにアクセスしてみるとBroushに転送されました.同じ人が作ったもので途中からBrowshに変わったようです.

環境

Browsh : Linux Static: x64 v1.3.3

$ lsb_release -d
Description:    Debian GNU/Linux unstable (sid)
$ uname -m
x86_64
$ dpkg-query -W firefox
firefox    61.0-2

Vivaldi 1.14にしたらARM64環境で動かなくなる

Vivaldi 1.14がリリースされました.

Note機能のMarkdown対応とか便利かもと以前の手順で導入しました.

依存関係が増えていたのでこんな感じで.

$ sudo dpkg -i ./vivaldi-stable_1.14.1077.41-1_armhf.deb
$ sudo apt install -f
$ apt show vivaldi-stable
Package: vivaldi-stable:armhf
Version: 1.14.1077.41-1
Status: install ok installed
Priority: optional
Section: web
Maintainer: Vivaldi Package Composer <packager@vivaldi.com>
Installed-Size: 136 MB
Provides: www-browser
Pre-Depends: dpkg (>= 1.14.0)
Depends: ca-certificates, fonts-liberation, gconf-service, libappindicator1, libasound2 (>= 1.0.16), libatk-bridge2.0-0 (>= 2.5.3), libatk1.0-0 (>= 1.12.4), libc6 (>= 2.16), libcairo2 (>= 1.6.0), libcups2 (>= 1.4.0), libdbus-1-3 (>= 1.2.14), libexpat1 (>= 2.0.1), libfontconfig1 (>= 2.11), libgcc1 (>= 1:3.5), libgconf-2-4 (>= 3.2.5), libgdk-pixbuf2.0-0 (>= 2.22.0), libglib2.0-0 (>= 2.31.8), libgtk-3-0 (>= 3.9.10), libnspr4 (>= 2:4.9-2~), libnss3 (>= 2:3.22), libpango-1.0-0 (>= 1.14.0), libpangocairo-1.0-0 (>= 1.14.0), libx11-6 (>= 2:1.4.99.1), libx11-xcb1, libxcb1 (>= 1.6), libxcomposite1 (>= 1:0.3-1), libxcursor1 (>> 1.1.2), libxdamage1 (>= 1:1.1), libxext6, libxfixes3, libxi6 (>= 2:1.2.99.4), libxrandr2 (>= 2:1.2.99.3), libxrender1, libxss1, libxtst6, wget, xdg-utils (>= 1.0.2)
Recommends: adobe-flashplugin, chromium-codecs-ffmpeg-extra
Homepage: https://vivaldi.com
Download-Size: 不明
APT-Manual-Installed: yes
APT-Sources: /var/lib/dpkg/status
Description: A new browser for our friends
 Vivaldi browser is made with power users in mind by people who love the Web.

N: 追加レコードが 2 件あります。表示するには '-a' スイッチを付けてください。

早速起動しましたが動きません.

$ vivaldi
ERROR: ld.so: object '/usr/lib/chromium-browser/libffmpeg.so' from LD_PRELOAD cannot be preloaded (wrong ELF class: ELFCLASS64): ignored.
/usr/bin/vivaldi: error while loading shared libraries: libffmpeg.so: cannot open shared object file: No such file or directory

Vivaldiはarmhfですが,aarch64の/usr/lib/chromium-browser/libffmpeg.soを読み込もうとしてコケているようです.
libffmpeg.soはVivaldiにもいるよう?

$ dpkg-query -S libffmpeg.so
chromium-codecs-ffmpeg-extra: /usr/lib/chromium-browser/libffmpeg.so
vivaldi-stable:armhf: /opt/vivaldi/lib/libffmpeg.so
$ ls -l /usr/lib/chromium-browser/libffmpeg.so /opt/vivaldi/lib/libffmpeg.so
-rw-r--r-- 1 root root 1098444  1月 30 17:37 /opt/vivaldi/lib/libffmpeg.so
-rw-r--r-- 1 root root 2428128  1月 27 19:51 /usr/lib/chromium-browser/libffmpeg.so
$ file /opt/vivaldi/lib/libffmpeg.so
/opt/vivaldi/lib/libffmpeg.so: ELF 32-bit LSB shared object, ARM, EABI5 version 1 (SYSV), dynamically linked, BuildID[sha1]=a0c7e5c04798cdb9469a869e0b87dfe80fa85f30, stripped

LD_LIBRARY_PATHに指定してみましたがダメでした.

$ LD_LIBRARY_PATH=/opt/vivaldi/lib:$LD_LIBRARY_PATH vivaldi

chromium-codecs-ffmpeg-extra:armhfを入れればいいのではと思ったけど排他でaarch64版が消されるのでやめました.

$ sudo apt install chromium-codecs-ffmpeg-extra:armhf
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
  libido-0.1-0
これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
以下のパッケージは「削除」されます:
  chromium-browser chromium-browser-l10n chromium-codecs-ffmpeg-extra
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  chromium-codecs-ffmpeg-extra:armhf
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、 削除: 3 個、保留: 0 個。
891 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に 192 MB のディスク容量が解放されます。
続行しますか? [Y/n] 

/opt/vivaldi/vivaldiの中を見るとファイルの存在チェックをしているのだけど,/usr/lib/$DEBARCH/oxide-qt/libffmpeg.soとかも見ている.
これのarmhf版(oxideqt-codecs-extra:armhf)を入れてLD_LIBRARY_PATHに指定したら警告が出るけど起動した.(Youtubeを試すと動画を再生しようとするとエラーとなった.1.13の頃はYoutubeが見られていたのは何を使っていたのだろう?)

$ sudo apt install oxideqt-codecs-extra:armhf
$ LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib/arm-linux-gnueabihf/oxide-qt:$LD_LIBRARY_PATH vivaldi

No suitable library for HTML5 MP4 (H.264/AAC) video and MP3 audio was
found, therefore only open codecs will play.

For assistance on how to enable proprietary media, visit:

https://help.vivaldi.com/article/html5-mp4-h-264aac-video-and-mp3-audio-support-under-linux/

[32501:32501:0201/063045.261665:ERROR:gl_implementation.cc(292)] Failed to load libGL.so.1: libGL.so.1: 共有オブジェクトファイルを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありません
 :

後ろのFailed to load libGL.so.1も気になるので,libgl1-mesa-glx:armhfを入れてとりあえず解消.

$ dpkg-query -S libGL.so.1
libgl1-mesa-glx:arm64: /usr/lib/aarch64-linux-gnu/mesa/libGL.so.1
libgl1-mesa-glx:arm64: /usr/lib/aarch64-linux-gnu/mesa/libGL.so.1.2.0
$ sudo apt install libgl1-mesa-glx:armhf

なんか1.13より動作が重くなったような気がしますがとりあえず動くようになりました.

VivaldiにVimiumを入れてキーボード操作

最近Linux ARM版のVivaldiをarm64環境に入れていい感じです.

しかし,ポインティングデバイスが使いづらい端末なのでちょっと面倒.これまではAwesome wmにqutebrowserの組み合わせが主でした.この組み合わせはタイル型WM+キーボード操作に特化したウェブブラウザでマウスなどのポインティングデバイスをほとんど使わずキーボードのみで操作できていい感じでした.

Vivaldiにqutebrowserのような操作を実現できそうなVimiumを入れて試してみることに.

導入は アプリ(vivaldi://apps) にアクセスしてVimiumを検索して導入するだけ.
操作は以下のようなショートカットを使います.

Selection_012

リンクの指定もこの通りキーボードだけでOK

Selection_013

いい感じそうです :)

Linux ARM版Vivaldiを入れてみた

20171207_01:12:04-24154

Operaの共同創設者でCEOだったJon Stephenson von Tetzchnerによって設立されたVivaldi Technologiesによって開発されているウェブブラウザがあります.
これまでx86/x64プラットホームのWindows/macOS/Linux版が提供されていましたが,2017/12/05にLinux ARM版(armhf)がリリースされました.

Raspberry PiのRaspbianがメインのようですが,他のARM環境でも試したら普通に動きました :)

といってもやはりRAM512MBのようなマシンでは辛いですね.RAM2GBのマシンだと今のところいい感じそうです.Midoriやqutebrowserでうまく表示できないMastodonやgmail/Google+なども問題なく表示できますし,Chromeの拡張機能も使えます.

Linux ARM版Vivaldiの入手と確認

deb pkgダウンロード

$ wget https://downloads.vivaldi.com/stable/vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb

hash

hashとか見当たらないけど手元ではこんな感じだった

$ md5sum vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb 
7515f51385a9a264ad5bb7612438aeda  vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
$ sha1sum vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb 
6b103d205f6aa7a5f3b394ba8d32dc9ca87bf0cd  vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
$ sha256sum vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb 
e7af5d021bf0c2968fcf0271e8f741552e34bcf2d032318eb8ea95356067297d  vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
$ sha512sum vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb 
f47f2d26e8045af9ba680129feca765cf3f9dc7ea76930071e9688ef50aa78a482b40ba5747fb4470d30520177bda371ec79e5a210a93dcf2e49251425001c6d  vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb

パッケージ情報確認

$ dpkg-deb -I ./vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
 新形式 debian パッケージ、バージョン 2.0。
 サイズ 45154158 バイト: コントロールアーカイブ = 9840 バイト。
    1269 バイト、   16 行      control              
   15872 バイト、  442 行   *  postinst             #!/bin/sh
   12544 バイト、  324 行   *  postrm               #!/bin/sh
    1220 バイト、   42 行   *  prerm                #!/bin/sh
 Package: vivaldi-stable
 Version: 1.13.1008.34-1
 Architecture: armhf
 Maintainer: Vivaldi Package Composer <packager@vivaldi.com>
 Installed-Size: 131921
 Pre-Depends: dpkg (>= 1.14.0)
 Depends: gconf-service, libasound2 (>= 1.0.16), libatk1.0-0 (>= 1.12.4), libc6 (>= 2.16), libcairo2 (>= 1.6.0), libcups2 (>= 1.4.0), libdbus-1-3 (>= 1.2.14), libexpat1 (>= 2.0.1), libfontconfig1 (>= 2.8.0), libgcc1 (>= 1:4.4.0), libgconf-2-4 (>= 3.2.5), libgdk-pixbuf2.0-0 (>= 2.22.0), libglib2.0-0 (>= 2.28.0), libgtk-3-0 (>= 3.9.10), libnspr4 (>= 2:4.9-2~), libpango-1.0-0 (>= 1.14.0), libpangocairo-1.0-0 (>= 1.14.0), libx11-6 (>= 2:1.4.99.1), libx11-xcb1, libxcb1 (>= 1.6), libxcomposite1 (>= 1:0.3-1), libxcursor1 (>> 1.1.2), libxdamage1 (>= 1:1.1), libxext6, libxfixes3, libxi6 (>= 2:1.2.99.4), libxrandr2 (>= 2:1.2.99.3), libxrender1, libxss1, libxtst6, ca-certificates, fonts-liberation, libnss3 (>= 3.26), xdg-utils (>= 1.0.2), wget
 Recommends: adobe-flashplugin, chromium-codecs-ffmpeg-extra
 Conflicts: vivaldi-beta, vivaldi-preview
 Replaces: vivaldi-beta, vivaldi-preview
 Provides: www-browser
 Section: web
 Priority: optional
 Homepage: https://vivaldi.com
 Description: A new browser for our friends
  Vivaldi browser is made with power users in mind by people who love the Web.

導入

とりあえずDebian jessie armhf/Ubuntu 16.04 LTS aarch64で動いている.

Debian/Ubuntu等

$ sudo dpkg -i ./vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb

以下のように依存パッケージが足りない場合は,

dpkg: 依存関係の問題により vivaldi-stable:armhf の設定ができません:
 vivaldi-stable:armhf は以下に依存 (depends) します: libnss3 (>= 3.26)...しかし:
  パッケージ libnss3:armhf はまだインストールされていません。

dpkg: パッケージ vivaldi-stable:armhf の処理中にエラーが発生しました (--install):
 依存関係の問題 - 設定を見送ります

こんな感じで足りないpkgが入るはず.その後見送られていたvivaldi-stableの設定の続きも実行される.

$ sudo apt install -f

64bit ARM環境

バージョン情報_009

aarch64でも試した.
既にadd archtecture armhfして色々入れていた環境に入れてクリーンな環境で検証していないけど多分こんな感じ.

$ sudo dpkg --add-architecture armhf
$ sudo apt update
$ sudo dpkg -i ./vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
$ sudo apt install -f

—-追記—-
クリーンなDragonBoard 410cにDebian stretch aarch64(lonaro)を入れた環境でも確認したがこの手順でokだった :)
—-追記終わり—-

.debが使えない環境

deb以外の環境ではこんな感じで適当な場所に展開して動かせた.

$ mkdir -p ~/opt/vivaldi
$ ar p vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb data.tar.xz | tar xJ -C ~/opt/vivaldi
$ rm vivaldi-stable_1.13.1008.34-1_armhf.deb
$ ~/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi

Slackwareだと以下のsctiptが使えそう(未確認)

問題

sandbox

もし,こんなエラーが出たら

$ ~/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi
[13021:13021:1205/215600.516642:FATAL:setuid_sandbox_host.cc(157)] The SUID sandbox helper binary was found, but is not configured correctly. Rather than run without sandboxing I'm aborting now. You need to make sure that /home/matoken/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi-sandbox is owned by root and has mode 4755.
Aborted[This script will find the latest Vivaldi binary package, download it and repackage it into Slackware format.](https://gist.github.com/ruario/dcbba70da900dac68fcc883542ff7ace "This script will find the latest Vivaldi binary package, download it and repackage it into Slackware format.")

こんな感じでオーナーとパーミッションを設定したらok.

$ chmod 4755 ~/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi-sandbox
$ sudo chown root.root ~/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi-sandbox

若しくは --no-sandbox option

$ ~/opt/vivaldi/opt/vivaldi/vivaldi --no-sandbox

日本語豆腐問題

20171206_06:12:20-506920171206_07:12:16-6600

とりあえず適当な日本語フォント(今回はVLゴシック)を入れて,Vivaldiを再起動で直った.(Dejavuが入っていたので指定してみたけど直らなかった)

$ sudo apt install fonts-vlgothic

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