Raspberry Piで雑いpodcastサーバを作った

IMGP2678

先日試したpodracer

毎日実行して今日の分をまとめて再生して消してというように使う感じなのかもしれません.

ということで自動取得,自動再生すると家庭内ラジオのようにできるのではと思い試してみました.

環境はRaspberry Pi 1B (512MB)Rasbian jessieを導入したもので有線LAN 利用です.

導入パッケージ

podcast の取得のためにpodracer,プレイリストの配信にboaを利用,音声配信の為にvlc-noxを導入しました.

$ sudo apt install podracer boa vlc-nox

podcast 取得の準備

を参考にpodracerの設定をして下さい.~/.podracer/subscriptionsを用意した後1度catchup modeで実行しておきます.

$ podracer -c

これでRSS Feedをひと舐めして過去のpodcastを取得しないようにします.

VLC での配信テスト

以下の例ではpodracerで作成された今日のプレイリストをそのままhttp 8080ポートで配信して更にloopさせています.

$ cvlc  ~/podcasts/`date +\%F`/`date +\%F`-podcasts.m3u --sout '#standard{access=http,mux=ts,dst=:8080}' --loop

この状態で再生したい端末で $ cvlc http://raspberrypi.local:8080/ とか mplayer http://raspberrypi.local:8080/ などとしてアクセスすると再生されるはずです.
1曲毎に停まってしまい再度再生し直す必要がありますがこれは後で解決することにします.

VLC の設定

VLCで配信しますが,コントローラーも利用したいです.--extraintf=http オプションでwebコントローラーが利用できます.規定値では localhost 以外からアクセスできないので家のネットワークのどこからでもコントロールできるように /usr/share/vlc/lua/http/.hosts に利用可能なネットワークを登録しておきます.

192.168.1.0/24
192.168.2.0/24

以下のように実行するとwebコントローラーが8081ポートで起動します.パスワードは raspberry です.適当なブラウザで http://:raspberry@raspberrypi.local:8081/ な感じでアクセスするとコントローラが利用できると思います.

$ cvlc --extraintf=http --http-port=8081 --http-password='raspberry' ~/podcasts/`date +\%F`/`date +\%F`-podcasts.m3u --sout '#standard{access=http,mux=ts,dst=:8080}' --loop

Screenshot_2016-01-31-19-04-03

パスワードを設定しないとパスワードの設定を促す画面が表示されて利用できないようです.

http の設定(プレイリストの作成)

boaの標準では /var/www 以下がDocumentRootになっています.ここにメニュー用の index.html とプレイリストの podcast.m3u を用意しておきます.

権限は www-data.www-data なので,以下のような感じで権限を設定して編集するといいかもしれません.

$ sudo chown www-data.www-data /var/www
$ sudo -u www-data vi /var/www/index.html
   :
  • /var/www/index.html の例
<html>
<body>
<ul>
<li><a href="./podcast.m3u">m3u</a></li>
<li><a href="http://:raspberry@192.168.2.200:8081/">VLC control</a></li>
</ul>
</body>
</html>

※AndroidではAvahiでの名前解決がうまく行かないのでIP アドレスで書いています.環境に合わせて変更して下さい.

  • /var/www/podcast.m3u の例
http://192.168.2.200:8080/
http://192.168.2.200/podcast.m3u

1行目だけだと1番組分で再生が停止してしまうので,2行目で自分自身を呼び出して再起しています.これで2番組以降でも続けて再生されます.
※AndroidではAvahiでの名前解決がうまく行かないのでip アドレスで書いています.環境に合わせて変更して下さい.

自動起動とpodcast更新処理

crontab で起動時に自動的に再生が始まるように&定期的にpodcast更新&再生リスト更新&古いpodcastの削除処理をします.

crontab -e コマンドで編集します.

@reboot cvlc --extraintf=http --http-port=8081 --http-password='raspberry' ~/podcasts/`date +\%F`/`date +\%F`-podcasts.m3u --sout '#standard{access=http,mux=ts,dst=:8080}' --loop
3 */6 * * *     podracer;killall vlc;cvlc --extraintf=http --http-port=8081 --http-password='raspberry' ~/podcasts/`date +\%F`/`date +\%F`-podcasts.m3u --sout '#standard{access=http,mux=ts,dst=:8080}' --loop
10 0 * * *  rm -rf ~/podcasts/`date --date '1 weeks ago' +\%F`

1行目は @reboot で起動時にVLCを自動起動します.
2行目は6時間毎にpodcastを更新してVLCを起動しなおしています.
3行目で1週間前のpodcastデータを削除しています.

利用方法

ウェブブラウザで Raspberry Pi にアクセスします.

http://raspberrypi.local

以下のようなメニューが出て来ます.

Screenshot_2016-01-31-20-49-47

• m3u
• VLC control

m3u をクリックするとプレイリストがダウンロードされます.VLC 等の関連付けられたアプリケーションなどで再生できると思います.
Screenshot_2016-01-31-19-03-53

VLC control をクリックするとVLCのウェブコントローラーが表示されます.URLに認証情報を埋め込んでいるので認証はスキップされます.

問題点や改善点など

  • ブロードキャスト配信の断念. はじめブロードキャスト配信を試したのですが,かなりの頻度でパケットロスしてそのたびに音が途切れました.音が途切れるのはかなりストレスなので諦めました.プレイリストがなくても連続再生可能なのは良かったのですが…….
  • podcast更新時の番組強制終了.更新時にVLCをkillしています.番組の途中で切れてしまうので改善したいです.
  • podcast の音量や音質を揃える.試しにmp3/128kbpsや64kbpsにリアルタイムエンコーディングしつつ配信も試してみましたが Raspberry Pi でもCPU 25%前後なので実用的な感じです.
    帯域を絞ったストリームも同時配信するようにして外で聴きやすくするのもありかもしれません.
  • VLC から他のアプリケーションに変更.今回お手軽なので VLC を利用しましたが Gstreamer や ffmpeg などを試すのもありかもしれません.
  • スピーカーでも再生.環境によっては同時にスピーカーで再生してもいいかもしれません.
  • 番組情報の配信.今は未知のアーティストなどと表示される.アートワークも含めて改善したい.
    Screenshot_2016-01-31-20-50-06
  • 更新間隔の調整.ニュース番組など定時のある番組があるのでそれらに合わせて更新処理を行うようにすると便利かもしれません.
  • 名前解決.AndroidでAvahiが利用できないので家の中のDNSサーバに名前を登録してあげると便利かもしれません.
  • pifmを使ってFMラジオでも視聴.日本だと電波法違反になるので自重しました.


現在は主にAndroidアプリのVLCで再生しています.AndroidとPCはBluetooth A2DPで繋がっていて,PCで聞いています.PCから離れるときはAndroidにイヤホンジャックを差し替えるとシームレスに移動できます.

20160201_01:02:04-5807

Rasbian jessie で watchdog を設定する

Rasbian jessie 環境でも設定したのでメモとして.

パッケージの導入

$ sudo apt install watchdog

設定ファイル修正

/etc/watchdog.conf を以下のように編集

-#min-memory              = 1
+min-memory              = 5000
 
-#watchdog-device       = /dev/watchdog
+watchdog-device        = /dev/watchdog

min-memory はページサイズ.今回は4096*5000で約20MB.このサイズ(swapを含めた容量)を切ったら再起動するはず.大きいような気もするけどまずは動作確認のためにこのくらいにしてみる.

/etc/default/watchdog を以下のような感じに編集して bcm2708_wdog モジュールを読みこむようにする.

-watchdog_module="none"
+watchdog_module="bcm2708_wdog"

起動設定

$ sudo update-rc.d watchdog defaults
$ sudo update-rc.d watchdog enable

動作確認

再起動して

$ sudo reboot

モジュールの読み込み,デバイスの確認,デーモンの確認をする.

$ lsmod|grep dog
bcm2708_wdog            3926  1
$ ls -l /dev/watchdog
crw------- 1 root root 10, 130  1月 26 23:32 /dev/watchdog
$ ps -ef|grep dog
root       642     1  0 23:32 ?        00:00:00 /usr/sbin/watchdog

問題無さそうなら swap を無効にしてファイルシステムを read only や sync を有効にしておいてから Forkbomb で動作確認をしてみる.以下の例ではbashでのForkbomb

$ sudo swapoff -a
$ sync
$ sudo mount -o remount,ro /boot
$ sudo mount -o remount,sync /
$ :(){ :|:& };:

うまく再起動が走ったら後は /etc/watchdog.conf を詰めていく.

kernel panic 時の設定

bcm2708_wdog を使っているのでkernel panic 時にも watchdog は効くはずだけど念の為設定しておく.

/etc/sysctl.conf に以下を追記

kernel.panic = 180
kernel.panic_on_oops = 1

sysctl や再起動で反映.

$ sudo sysctl -p
kernel.panic = 60
kernel.panic_on_oops = 1

Debian の Steam が起動しなくなったので調べる

Debian stretch testing amd64 で steam:i386 パッケージで導入した Steam が起動しなくなっていました.

端末で直に叩くとこんな感じで怒られていました.

$ steam
find: The relative path '~/usr/local/bin' is included in the PATH environment variable, which is insecure in combination with the -execdir action of find.  Please remove that entry from $PATH

PATH から ~/usr/local/bin を抜くとOK
PATH を /home/user/usr/local/bin としてもOK
てことで ~/.profile の ~ を $HOME に書き換えました.

- PATH="~/usr/local/bin:$PATH"
+ PATH="$HOME/usr/local/bin:$PATH"

とりあえずこれで動くようになりました.

Steam では最近は Unturned とかで遊んでいます.最近は Linux で動くゲームも増えて嬉しいです :)

CLI な podcast aggregator/downloader な podracer を試してみる

podcast aggregator に rhythmbox を利用しているのですが,たまにファイルが存在するのに何度やってもダウンロードに失敗したり NotePC で動かしているので容量の問題で古いのをファイルサーバに持って行ったりといった処理が面倒です.
CIL で動くものがあればファイルサーバで入手するようにして新しい物だけ手元に or ファイルサーバ経由で視聴するようにしら便利かもということで CLI で動く podcast aggregator が無いか探してみました.

$ apt-cache search podcast aggregator
gpodder - podcast client and feed aggregator
podracer - podcast aggregator/downloader

gpodder は GUI と CLI のセットで,podracer は CLI のみのようです.今回は podracer を試してみます.

導入

導入は apt 一発です.

$ sudo apt install podracer

設定ファイルの用意

~/.podracer/subscriptions というファイルに入手したいフィードを1フィード1行で書いておきます.# 行はコメントになるようです.

# 電脳空間カウボーイズ
http://feeds.feedburner.com/weblogs/csc
# backspace.fm
http://feeds.backspace.fm/backspacefm

実行

podracer コマンドを実行すると,~/.podracer/subscriptions からpodcast をダウンドードしてくれます.ダウンロードが完了すると自動的に終了します.

$ podracer

初回実行時には過去のものも入手するので時間が掛かるでしょう.特に画面には何も表示されないのでログファイル( ~/.podracer/podcast.log ) を確認するといいと思います.

$ tail -f ~/.podracer/podcast.log

取得した podcast は ~/podcasts 以下の日付ファイルの下に保存されます.この日付は実行日時です.

$ ls ~/podcasts
2016-01-27  2016-01-28
$ ls -lA ~/podcasts/2016-01-28
合計 59408
-rw-r--r-- 1 mk mk        0  1月 28 14:03 2016-01-28-podcasts.m3u
-rw-r--r-- 1 mk mk 60833627  1月 28 14:02 jlEV91AshKrq
$ file  ~/podcasts/2016-01-28/*
/home/mk/podcasts/2016-01-28/2016-01-28-podcasts.m3u: empty
/home/mk/podcasts/2016-01-28/jlEV91AshKrq:            Audio file with ID3 version 2.3.0

後は各種プレイヤーで再生できます.

$ mplayer ~/podcasts/2016-01-28/jlEV91AshKrq

ファイル名は podcast 提供者の物のままで同じディレクトリに格納されてしまうので名前が衝突したら多分新しい方で上書きされてしまいます.それとこのままではどのファイルがどの podcast なのかとかわからないですね.オプションも特に無いようなので沢山の podcast を保管しようという用途で使うのには向いていないかもしれません.
毎日実行して今日の分をまとめて再生して消してというように使う感じなのかもしれません.

追記)プレイリストの不具合?

podracer 実行時に 2016-01-28-podcasts.m3u のようなプレイリストが作られますが,mp3/ogg/m4a/m4b 以外の拡張子は登録されません.こんな感じで作り直すと良さそう.

$ ls -1A ~/podcasts/2016-01-28 | grep -v \.m3u$ > ~/podcasts/2016-01-28/2016-01-28-podcasts.m3u

この方がいいかな

$ ls -1A ~/podcasts/`date +%F` | grep -v \.m3u$ > ~/podcasts/`date +%F`/`date +%F`-podcasts.m3u

podracer 自体を修正してもいいかも.雑いけどこんなとか.
これだとサムネイル画像なども含まれてしまう.

$ diff -u /usr/bin/podracer podracer
--- /usr/bin/podracer   2015-07-04 22:39:26.000000000 +0900
+++ podracer    2016-01-28 18:34:40.317391930 +0900
@@ -415,10 +415,7 @@
                then
                (
                cd "$poddir"
-               find . -name \*.mp3 > "$m3u"
-               find . -name \*.ogg  >> "$m3u"
-               find . -name \*.m4a  >> "$m3u"
-               find . -name \*.m4b  >> "$m3u"
+               find . -name \* -type f | grep -v "$m3u" > "$m3u"
                )
        fi
 fi

追記2)
上の修正だとサムネイル画像なども登録されてしまう.
以下はその他のファイルを file command で調べて audio という文字列が入っていたら登録するもの.

$ diff -u /usr/bin/podracer ./podracer
--- /usr/bin/podracer   2015-07-04 22:39:26.000000000 +0900
+++ ./podracer  2016-01-28 19:12:31.980446668 +0900
@@ -419,6 +419,7 @@
                find . -name \*.ogg  >> "$m3u"
                find . -name \*.m4a  >> "$m3u"
                find . -name \*.m4b  >> "$m3u"
+               find . | egrep -v "\.mp3$|\.ogg$|\.m4a$|\.m4b$" | xargs file | grep -i audio | cut -f1 -d: >> "$m3u"
                )
        fi
 fi

So-net 0SIM が販売開始

以前書いたこの記事ですが,
デジモノステーション2016年2月号付録の0SIMをRaspberry Piで試す | matoken’s meme
付録ではなく通常販売開始されたようです.

デジモノステーションの付録との違いはプランが多いことと事務手数料が必要なかった(雑誌台は必要)のと早く試せた位?
プラン変更が可能なのかは見当たりませんでした.最低利用期間はないので解約して新規契約になるのかな?

もし沢山契約できたら IoT 的にも使えるなぁと思ってましたが,

※SIMカードはお一人様一枚までとなります。
※1:コラボSIMを含みます。

と流石にそういうことは出来ないよう.

個人とかで数カ所なら 0SIM に加え500円くらいのサービスをそれぞれ契約して使う感じですかね.

  • FREETEL の「使った分だけ安心プラン データ専用」の 299円/月〜
  • DMM mobile の「データSIMプラン ライト」の440円/月(固定料金低速200kbps)
  • ServersMan SIM の「ServersMan SIM LTE」の 467円/月(固定料金低速250kbps)

IoT だとコストは増える感じがするけど沢山契約できて管理機能も充実したソラコム辺りになるんですかね.

この分野は日本だと今のところここだけだと思うので
alternative が現れて欲しいところ.

コンビニ複合機印刷メモ

これまでコンビニの複合機での印刷はUSBメモリやスマホをUSBで繋いで出力していました.でもUSBメモリに前もってデータを移すのは面倒だったりスマホはうまく認識したりしなかったり設定を買えないといけなかったりでちょっと面倒でした.
最近は Wi-Fi に対応した複合機が増えた(近所も最近置き換わった)のでAndroidアプリをいくつか試してみました.

シャープの端末で利用できます.設置場所はサークルK,サンクス,ファミリーマート,ローソンです.アプリ内の「店舗を探す」から店舗の検索が可能です.
出力できるのは JPEG, PNG, PDF
コンビニで複合機を操作してスマホから Wi-Fi 経由でデータを転送してプリントします.ownCloud や Dropbox などのデータを印刷する場合は前もって端末にダウンロードしておく必要があります.

[Phone] ))) Wi-Fi ((( [複合機]

これもシャープの端末用です.PrintSmashPrintSmash と違いネットワークプリントのサーバにデータをアップロードして複合機でユーザIDを入力してデータを出力するものです.出力可能フォーマットは少し多くて,Microsoft Word 2007/2010,Microsoft Excel 2007/2010,Microsoft PowerPoint 2007/2010,PDF Ver.1.3/1.4/1.5/1.6/1.7,JPEG,PNG と MS Office が入っています.
利用にはアカウントの登録が必要です.
個人的には店頭で出力する時にタッチパネルでユーザID(英数で10文字)を入力するのが面倒 & MS Office をあまり使わないのでこのアプリはあまりつかっていません.

[Phone] ))) Network ((( [ネットワークプリントサーバ] —- [複合機]

Xerox の端末用です.設置場所はセブンイレブン.
コンビニで複合機を操作してスマホから Wi-Fi 経由でデータを転送してプリントします.ownCloud や Dropbox などのデータを印刷する場合は前もって端末にダウンロードしておく必要があります.アプリ内で印刷データを前もって登録しておくことができるので端末前でのスマホ操作を減らすことが出来ます.
出力対応フォーマットは Microsoft Office2007/2010/2013,PDF1.3-1.7,XPS,DocuWorks3.0以降,マルチページTIFF,JPEG,PNG,TXT,HTML と一番多いです.
更にスキャンサービスにも対応しています.端末でスキャンしたデータをスマホに取り込めるようです(スキャンサービスは未検証)

[Phone] ))) Wi-Fi ((( [複合機]

どんどん便利になっていきますね.ちょっとしたプリントや,同人誌のコピー誌なんかも :)
でも不安なのでUSBメモリにもデータを入れていくかネット上での登録もしています.最近バッテリが死にかけているようで70%以上から急に0%になって電源切れたりとかするので…….

awk 製 3Dシューティングゲーム awkaster で遊んでみた

awk 製 3Dシューティングゲームがあると聞いて遊んでみました.

遊ぶには GNU awk 4.0.0 以上が必要です.Debian だと gawk というパッケージです.とりあえず遊んでみるにはこんな感じで.

$ sudo apt install gawk
$ wget https://raw.githubusercontent.com/TheMozg/awk-raycaster/master/awkaster.awk
$ awk -f ./awkaster.awk

操作はこんな感じです.

  • 1234 画面表示切り替え
  • WASD 移動
  • JL 回転(16回で1回転)/Shiftを押しながらで高速回転(8回で1回転)
  • SPACE 攻撃
  • X エレベーターに乗る(ゲームクリア)
  • Q 終了

以下は遊んでいる様子です.

asciicast

3Dシューティングというとスターフォックスを思い浮かべたのですが,単純な 3D RPG 的な感じです.Wolfenstein 3D と doom に触発されたそうです.Wolfenstein 3DWolfenstein 3D は知らないのですが確かに doom みたいな感じです.
ターン制?なので敵の赤球が出てきても慌てず操作できます.

敵に触れるとHPが減っていって0になるとゲームオーバーでこんなメッセージが出ます.

GAME OVER! YOU LOSE!
Credits: Fedor 'TheMozg' Kalugin
https://github.com/TheMozg/awk-raycaster
Gameplay testing - Alex 'Yakojo' & Danya 'bogych97'
Go away!

うまいことエレベーターに到着して X を押すとゲームクリアです.
但し ELEVATOR COMING0 になっている必要があります.これは初め 1000 で1操作で1カウントダウンされます.ゴールのエレベーターの場所は見た目わかりません
敵が沢山居るところの辺りにあるので探してみて下さい.
(私は判んなくて結局 source 読んでクリアしましたorz)

YOU WIN! YOUR SCORE: 4900
Credits: Fedor 'TheMozg' Kalugin
https://github.com/TheMozg/awk-raycaster
Gameplay testing - Alex 'Yakojo' & Danya 'bogych97'
Go away!

ちなみにそこそこ広い領域が必要です.領域が狭いと画面に収まりきらずずれてしまいます.フォントサイズを小さくするなどして列と行を確保しましょう.
GNU screen 上でも Rasbian jessie 上でも問題なく動きました.

昔こんな3D迷路とかをポケコンBASIC で作っていたのを思い出しました.最近のマイコンやRaspberry Pi でこういうゲームを作ってみるのも楽しそうですね :)
(Arduboy とか POCKETC.H.I.P. とか )